マムートが提案する新カテゴリー「アーバニアリング」とは?
マウンテニアリング製品で知られる「マムート(MAMMUT)」が2019年春夏から新コレクション「DELTA X(デルタ エックス)」をスタートします。
パフォーマンスとアーバンデザインを融合した新しいコレクションで、マムートでは「DELTA X」開発にあたり、新たなアクティビティとして「アーバニアリング」を定義しています。
アーバニアリングとは、予期せぬ雨風、屋外と屋内で著しく変わる気温などの都市環境下での、日常的な行動を含めたアクティビティを想定しています。日常的な通勤をはじめ、ホリデー、トラベルなどでもアクティブに行動できる高機能と高いデザイン性が魅力です。つまり、街中での着用に最適な高機能ウェアということ。
「マムート」ってどんなブランド?
現在、山岳用のギアからウェアまで幅広く製品を手掛けている稀有なブランドがマムートです。その原点は1862年。ドイツを中心に3年間のロープ製作実習を経て、カスパー・タナーという人物が、スイスのディンティコンでロープメーカーとして働き始めたことに始まります。
1943年にはマムートのモデル名を持つローブが誕生。その後、1960年代には、国際登山組織であるUIAAの認定を初めて受けたシングルロープ「マムートダイナミック」、スイス軍のためのアバランチトランシーバ「Barryvox VS 68」を開発。
1978年に入ると、最初のゴアテックスを採用したジャケットとパンツ「Altitude」を発売するなど、マウンテニアリングの世界で目覚ましい活躍を続けています。
「DELTA X」の高い機能性に注目!
「DELTA X」はマウンテリアリング用と同じく、高いパフォーマンスを誇る素材を用いているのが特徴。
写真のハーフジッププルオーバーは、軽量でしなやかなリフレクター生地(リフレクティブポリエステル)を採用しています。夜間でも光を反射し、視認性を確保。
また、パターンはマムート独自の「GEOGANIC 3D テクノロジー™」による1ピースパターンを採用。どんな動きを妨げることもなく、完璧なフィット感と動きやすさを実現しています。
胸から首にかけてのフロントジッパーを開けると、レーザーカッティングで”X”をあしらったベンチレーションを採用。ボディ左側にはベンチレーションジッパーとカンガルーポケットジッパーが配されています。
重量は566g(Lサイズの場合)と軽量性の高さも見逃せません。サイズはXS-2XLの展開で、ユニセックス。価格11万円(税抜き)。発売時期は2019年1月下旬を予定。
コレクションでは、ほかにワンピースパターンのポロシャツ、片足が一枚布で裁断されたパンツなどもラインナップされています。
バッグとシューズもあり!
「DELTA X」ではバックパックとシューズも展開されます。 こちらも街で便利なアウトドア機能が光ります。
名門ブランドとして知られるマムートの新たな挑戦。街中でも日常的に使えるコレクションとなれば、ファンならずとも、気になります。来年1月下旬の発売が、いまから待ち遠しいですね。
【問い合わせ】
マムート公式オンラインストア https://www.mammut.jp/
マムート スポーツ グループ ジャパン TEL03-5413-8597
文/T.Kawata