朝霧ジャンボリーで開催されたCOC(コールマン・アウトドア・クラブ)サマーミーティングに参加していたa_garageさんのキャンプサイトには、実に多くのヴィンテージアイテム、とりわけランタンが多く、センスよく配置されていました。
バランスよく、あちこちに置いてあるので、違和感はありませんが、よくみるとあんまり見かけないデザインのランタンばかり。
赤いギンガムチェックがいかにもアメリカンダイナーっぽいメインテーブルの中央に置かれたシェードランタン。
この時点では開発中との話でしたが、きちんと点灯しました。ランタンに火が灯ると、明るいときとはまた違った表情を見せるから不思議です。
ヴィンテージのガスランタンBERNZ-O-MATIC TX-750も点灯前はこんな感じ。火を入れるころには辺りも暗くなっているので、ちょっとポップなデザインカラーも沈み、味わいのある光が浮き出てきます。
キッチンスペースにぶら下がっていたAGM KampLite IL-11Aは、一般的なランタンと同じ仕組みで、ガソリンタンクの燃料をポンピングして加圧させ、コックをひねると霧状に噴出した燃料がマントルに付着、そこで火が灯る仕組みです。ところが一般的なランタンと構成レイアウトが異なり、ガソリンタンクがグローブの上になります。
ガスが気化するときにタンク内の温度を奪っていくのですが、ランタンの明かりが発する熱によって上にあるタンクが温められるので、燃料が冷えて噴霧が安定しないといったことも起こりにくくなる優れたランタンです。
AGM KampLite IL-11Aはヴィンテージのランタンですが、いまでも同じようなシステムのランタンて、存在するのでしょうか??
そしてターコイズブルーとマットブラックのツートンカラーのWingBicycleLampはa_garageさん自身のために別注した特別色。もともとはデッドストックだった中国製自転車用ヘッドランプをLED化し、さらに塗装を施したアイテム。ツートンカラーではない単色のWingBicycleLampは、浅草橋にあるCAMP on PARADEで購入が可能だそうです。
【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。