10年間の成果をお伝えするシンポジウム参加者大募集!
公益財団法人 日本自然保護協会が行っている全国の里山の自然環境を調査する「モニタリングサイト1000 里地調査」。
今までの調査結果からは、ノウサギやホタルなどごく身近な生きものたちが減少してきているのではないか、という重要な変化が明らかになってきました。
モニタリングサイト1000(以下、モニ1000)は、100年にわたり全国各地の自然環境のモニタリングを行い、保全につなげることを目的とした環境省事業です。
その中でもモニ1000里地調査は、日本自然保護協会と地域の市民が協力し、全国各地の里山で調査を行っています。
里地調査は本年度で開始10年目を迎え、全国からは140万件を超える膨大なデータが集まってきました。
2018年1月20日、こうしたこれまでの10年間の調査からわかってきた結果をお伝えするシンポジウムを開催します。
「モニ1000里地調査」シンポジウム
午前中の第1部では、事業の紹介をお伝えするとともに、基調講演では「調査結果の読み解き方」「調査から里山保全に活かすには」というお話をご紹介。
事例を交えながら、わかりやすく市民調査の重要性や今までのデータからわかってきたことを解説していきます。
午後の部となる第2部・第3部では、全国各地の市民調査員の皆さまより、各地の調査活動の様子をご紹介。
ポスター発表会では実際に調査をされている方と直接質問や意見交換もできる場となります。
あなたのすぐ身近な里山での活動と出会えるかもしれません!
シンポジウム概要
「モニタリングサイト1000里地調査 10年の成果~データでひも解く里山の変化と市民調査の可能性~」
日時:2018年1月20日(土) 10:00~16:05(受付9:30~)
場所:帝京科学大学 千住キャンパス(東京都足立区千住桜木2-2-1)
参加費:無料(事前申込推奨)
プログラム
10:00 開会
10:05~12:00 第1部 シンポジウム
・「地元で密に・広く各地で - 全国市民調査だから見えること」竹中明夫氏(国立環境研究所)
・「多様な主体とともに里山の保全を考える~調査から現場の保全へ~」江田慧子氏(帝京科学大学)
12:55~14:25 第2部 ポスター発表・交流会
14:40~ 第3部 各地からの事例紹介(口頭発表)
・コアサイト「帯広の森(北海道帯広市)」 伊藤育子氏(エゾリスの会)
・一般サイト「長池公園(東京都八王子市 )」小林健人氏(NPOフュージョン長池)
・一般サイト「天覧山・多峯主山(埼玉県飯能市)」 大石章氏(NPO法人天覧山・多峯主山の自然を守る会)
16:05 閉会
※当日は大学内の学食がお休みとなりますので、お昼を持参していただくか周辺のコンビニなどをご利用ください。
申込み方法
当日参加も可能ですが、資料準備のため事前申込にご協力ください。
下記申込みフォームから、①お名前、②ご所属、③メールアドレス等のご連絡先をお知らせください。
※申込み〆切:2018年1月17日(水)
申込みフォーム: https://goo.gl/SLW9zJ
お問い合わせ先
モニタリングサイト1000里地調査事務局 (担当:後藤/藤田/朱宮)
TEL:03-3553-4104/FAX:03-3553-0139
E-mail:moni1000satochi@nacsj.or.jp