サーファーの成長物語で話題になった日向市PR動画のその後…!
宮崎県日向市は、全国屈指のサーフスポットを有する当市ならではの魅力を発信するプロジェクト「リラックス・サーフタウン日向」の一環として、PR動画『ヒュー!日向に移住&結婚おめでとう!サプライズ・ウエディング・パーティー』を公開しました。
PR動画としてはこれが第2弾となり、ネットサーファーだった青年が、当市を舞台に「リアルサーファー」へと変貌する成長物語が話題を呼んだ、PR動画第1弾『Net surfer becomes Real surfer』のサイドストーリーになっています。
市民総出でドッキリ大宴会
今回の主人公は、東京の映像会社勤務:西沢陽子(にしざわようこ)さん。
第1弾動画の現場マネージャーとして指揮をとり、2016年9月の撮影開始から約2か月半、作品を裏から支える中心人物でした。
その撮影期間中に出会ったのが、日向市在住でサーファー師匠役として動画に出演していた松本哲也(まつもとてつや)さん。
日向の美しい海と温かい住人に触れて撮影を終える頃、二人はすっかり恋に落ちてしまったのです。
その後、西沢さんは仕事を辞め、日向へ移住し愛を育むなか、松本さんはある決断をし、西沢さんの元上司と日向市のみなさんと一緒にサプライズを実行する、という半ドキュメンタリー形式のストーリーです。
「ヒュー!日向」 PRサイト内のスペシャルコンテンツ!
日向市のプロジェクト「リラックス・サーフタウン日向」の目的は、温暖な気候や豊かな自然環境を生かし、全国でも有数のサーフスポットがある当市に新しい人を呼び込むことで地域を活性化する、つまり定住人口の増加を目指しています。
それが、プロジェクトに携わる当本人が移住を決断した、という予想もできない驚きの展開となりました。
そんな二人と、市をあげて移住と結婚を祝う住民の皆さんのひと夏の思い出を、日向の壮大な大自然と、様々な名産物や伝統芸能が彩りを添え、美しい映像でお届け。
なお、本動画は「ヒュー!日向」 PRサイト(http://www.phew-hyuga.jp/)内のスペシャルコンテンツとしてもご覧いただけます。
『ヒュー!日向に移住&結婚おめでとう!サプライズ・ウエディング・パーティー』ストーリー
地方自治体PR動画制作のその後を描いた、半ドキュメンタリー形式のサイドストーリー。
日向市のPR動画を撮影していた東京の映像会社勤務:西沢陽子さん。なんと撮影終了後、サーファー役の松本さんと恋に落ち、彼女みずから日向に移住を決意!
関係者が祝福ムードで盛り上がるなか、ひとり肩を落としていたのが、目をかけていた部下を失った小澤プロデューサー。
まだふたりが結婚していないことを聞き、ある決意を胸に彼は日向にやってきた。
それは「東京にもどってこい!」と伝えにきた…と見せかけた「サプライズ・ウエディング・パーティー」を日向市民のみなさんと一緒に開催するためだった!
第1弾PR動画「Net surfer becomes Real surfer」
2016年12月に公開して以降、「サーファーの成長物語に感動!」「日向市でサーフィンがしたくなった!」などの大きな反響があり、再生回数85万回(2017年11月時点)を突破した「Net surfer becomes Real surfer」。
おかげさまで各局のテレビ番組を始め、230件以上のメディアで紹介され、国内外を問わずに話題となり、例年にくらべ移住相談会への参加者数約4倍、移住者は2倍近くになり、ACCフィルム部門シルバー、観光映像大賞ファイナリストなども受賞しました。
■ タイトル: 「Net surfer becomes Real surfer」(3分00秒)
■ 公開日: 2016年12月1日(木)
撮影裏話
~出演者のほとんどが日向市の方々~
今回のサプライズパーティーは、ふたりが出会い、愛を育んだお倉ヶ浜を会場にして、プロポーズ当日の興奮冷めやらぬまま同日中に開催しました。
パーティーの開催に協力してくれた市民のみなさんが、地元の名物、名産、伝統芸能で、総力をあげてお祝い。
晴れの日が多いことでも有名な日向市ですが、この日はライスシャワーならぬレインシャワーで、天気もみんなをサプライズしてくれました!
サーファーならではのプロポーズ
プロポーズ用の指輪は、西沢さんにサプライズがバレないように、松本さんご自身でコツコツ制作していたもの。
指輪ケースも日向の海で拾ったハマグリの貝殻で手づくりしました。
西沢さんいわく「砂浜に隠していた指輪をはめてもらうとき、砂でじょりじょりで痛かったのですが、我慢しました(笑)」とのこと。
また、サーフィンをしながら登場するプロポーズを演出するため、約1ヶ月かけてオリジナルのタキシード風ウエットスーツを制作しました。
3回号泣
プロポーズが成功した瞬間、西沢さんの元上司の小澤プロデューサーはじめ、監督、カメラマンまで現場のスタッフみんながこらえきれずに大号泣。
また雨のせいで、当初は出演があやぶまれた細島太鼓台のみなさん。
本来は、大切な木製の太鼓台や伝統の装飾がぬれるのを避けるところ、最後には日向をあげてのお祝いだからと、雨が降りしきる中、貴重な太鼓台をかつぎ出してくれました。
通常は太鼓台の組み上げに1ヶ月かけますが、この日のためにメンバー総出で1日で完成させ、熱い気持ちで太鼓台をかついでお祝いしてくれました。
そのやさしさと情熱にまたまたスタッフ一同大号泣。
さらに、今回の企画を中心になって進めた日向市職員の橋口が、最後に大雨の中で挨拶した際も、自ら泣いてしまい、市民から「がんばれ!」という声援が飛び交う、心温まるパーティーになりました。
制作スタッフ:
CD/PL/CW:細川美和子
アートディレクター・プランナー:宮下良介
PRプランナー・プランナー:佐々木美和
クリエイティブプロデューサー:清水敦之、國枝礼子
アカウントエグゼクティブ:岩佐圭剛、片貝朋康
プロデューサー:小澤祐治
プロダクションマネージャー:大竹聡、光岡翔太
演出:田中嗣久
撮影:新出一真、東野一郎(空撮)
録音:日高良敬
ヘアメイク:添田美幸
編集:今村徳孝(オフライン)、山本智也(オンライン)
音楽:福島節
出演:西沢陽子、松本哲也、小澤ゆうじ、日向市のみなさん