薄型バーナー&タフまるの両方が入るアルペンアウトドアーズ「アルミユニットテーブル88/110」
4月19日(金)に各店舗やオンラインストアで発売後、その使い勝手とコスパの良さが話題を呼び、またたく間に完売となった「アルペンアウトドアーズ アルミユニットテーブル88」。
現在は予約受付中となっており、2024年6月下旬以降に再入荷予定です。
スポーツ・アウトドア用品を販売する株式会社アルペンが運営するプライベートブランド「Alpen Outdoors」より発売された同商品は、高い機能性や軽量性、収納性といったクオリティを保ちながら圧倒的な低価格での発売を実現しました。
今回は、品切れ前に運よくアルペンアウトドアーズ アルミユニットテーブル88を手にいれることができたライターが、実際にキャンプで使用してみた感想や気づいた点をまとめてご紹介していきます。
さらにサイズ違いのアルペンアウトドアーズ アルミユニットテーブル110も追加購入し、同商品との比較も行いました。
アルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」の製品仕様
価格 9,999円(税込)
使用時サイズ 880×400×395〜610mm
収納時サイズ 990×160×120mm
材質 本体:アルミニウム、コンロラック:スチール
重量 4.4kg(本体3.6kg+コンロラック0.8kg)
付属品 収納袋、タフまる用吊り下げ天板
設置サイズ
■薄型バーナーを設置する場合
適用薄型バーナー仕様
適用サイズ:横250×縦360mm(脚部、ホース、器具栓を除く)
■タフまるを設置する場合
適用カセットコンロ仕様(風防のあるカセットコンロ)
適用サイズ:横341×縦283×高さ129mm
アルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」のおすすめポイント1.ロースタイル&ハイスタイルで使用可能
アルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」のユニットは4枚1セットのものが2つと、2枚1セットのものが3つで構成されています。
まず脚部分を開き、4枚1セットのユニットを両端に取り付けてロックをかけたら、2枚1セットのユニットをセンター部分に置いていくだけで完成するため、あっという間に組み立てが可能です。
高さ39.5cmのロースタイルから高さ61.0cmのハイスタイルまで、好きな高さでセッティングできるため、キャンプスタイルに合わせて楽しめます。
足の長さは無段階に調整できるため、凹凸がある地面でも水平にしやすく快適に使用できました。
ソロやデュオでご飯を食べる分には十分なテーブルの広さでありながら、ファミキャンでもサイドテーブルとして活躍しそうな予感。
小回りが利くサイズ感ながらもしっかりテーブルとしての機能は果たしてくれる、大きすぎず小さすぎないサイズ感が魅力的です。
アルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」のおすすめポイント2.薄型バーナー&タフまるがぴったり入る
アルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」の魅力は、キャンパー御用達のカセットコンロであるタフまるおよびタフまるJrをビルトインできるコンロラックが同梱されていること。
タフまるをフラットバーナーのようにテーブルとフラットな状態で利用することができる点は、他製品には見られない特長です。
さらにIGT互換の規格になっているので、Snowpeakのフラットバーナーや、IGT互換の様々なアイテムをビルトインすることも可能。
2枚1セットのユニットを2つ取り外すと薄型バーナーがぴったりはまるよう設計されており、すっきりとしたデザインになっています。
調理する場所や向きによって、左右のテーブル部分の幅を右寄せ・左寄せにすることが可能です。
タフまるは、2枚1セットのユニットを3つ取り外した後、吊り下げ天板をフレームに掛けて乗せるだけで設置完了。
火力調節のつまみも扱いやすいので、安心して使用することができます。
※コンロラック部分
アルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」のおすすめポイント3.軽いだけでなく、コンパクトに収納可能
全てのパーツが折りたたみ式になっており、収納時も場所を取りません。
アルミなので軽いのですが耐荷重は25kg※あるので、ダッチオーブンなどを一緒に使用できそうです。
(収納時サイズ:990×160×120mm)
アルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」の気になる点
コスパ・機能性ともに好感触なアルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」ですが、実際に使用してみると以下の点が気になりました。
まず、タフまるをおく台座を止める金具が中央にしかないため、タフまるを真ん中にしかビルトインできない点。
左右どちらかに寄せてセットすることはできないので、机上スペースの自由度はあまりない印象です。
また、フラットバーナーのガス缶を引っかけるレールがないので、フラットバーナーから直接ひっかける形で利用することになります。
さらに気になる点を挙げるとするならば、足を最大まで伸ばすとややテーブル部分の揺れが気になりましたが、机の上に置いているものがこぼれたりひっくり返ったりするほどではありません。
アルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」の総評
上記の気になる点は許容範囲内であり、総括するとアルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」は迷っているならぜひ手に取ってもらいたいおすすめの商品です。
組み立てが非常に簡単なうえに軽量で、タフまるに完全マッチするのはもちろん、IGTも頑張れば2ユニット入ります。
テーブルが傾いていると火が偏って当たるために加熱ムラができてしまいがちですが、アルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル88」は脚部分の調節ボタンで無段階に高さを調整できるため、水平にテーブルを保ちやすく調理もしやすい仕様となっています。
高さ調節の仕方も簡単で、ボタンを押すだけでシュッと伸び、片手でテーブルを支え、片手で脚を伸ばすといった具合に楽に操作できます。
また、タフまるの場合はロースタイルで調理すると目線が一段下がるので凄く自然に調理できました。
フラットバーナーと同じ感覚で扱えるのはもちろん、実質的に風防とかを完備した状態になるので火力も安定していた印象です。
さらにアルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル」はハイ&ローどちらでも使用でき、ソロやデュオキャンプでご飯を食べる分には十分な大きさ。
ファミリーキャンプでもサイドテーブルとしてしっかり活躍してくれるので、1万円以内で購入できるキャンプ用テーブルとしてはかなり優秀な印象です。
次回の入荷日は2024年6月下旬以降とのことですが、売り切れる前に早めの予約をおすすめします。
「アルミユニットテーブル88」「アルミユニットテーブル110」を比較!
「テーブルアルミユニットテーブル88」があまりに万能で気に入ったので、同商品のファミリーサイズ版にあたる「アルミユニットテーブル110」も追加で購入しました。
アルミユニットテーブル110は、コンロ付近のスペースが広がり小さめの食器などを置きやすくなったので、さらに汎用性が高くなっています。(その結果、写真がごちゃついてしまい申し訳ありません)
テーブルの上に色々ものを置きたいタイプの人は、ソロやデュオキャンプでもアルミユニットテーブル110の方が使い勝手がいいと感じるのかなと思いました。
しかしその反面、アルミユニットテーブル88に比べると全体的にサイズ感が大きくなっているので組み立てが慣れるまで少し面倒かもしれません。
また、アルミユニットテーブル110使用時に本体の内側からカラカラ音がしたため、アルペンに問い合わせたら店頭で無償修理(もしくは新品交換)してくれるとのこと。
どうやらアルミユニットテーブル110に多発している初期不良のようなので、気になった人はすぐに問い合わせてみましょう。
価格 14,990円(税込)
素材:アルミニウム、スチール
使用時サイズ:W110×D60×H39.5~61cm
収納時サイズ:W110×D16×H12cm
重量:7.5kg(本体/6.7kg コンロラック/0.8kg)
付属品:収納袋
耐荷重:60kg(コンロラックは25kgまで)
生産国:中国
2024年モデル
メーカー型番: 7310090904
アルペンアウトドアーズ 「アルミユニットテーブル」取り扱い店舗
・アルペングループ取扱い店舗
Alpen Outdoors 24店舗、Alpen Outdoorsエッセンシャルストア 22店舗、
スポーツデポ・アルペン 143店舗
・アルペングループオンラインストア:https://store.alpen-group.jp/f/dsg-218329-
・アルペン楽天市場店:https://item.rakuten.co.jp/alpen/7310090704/
・アルペングループヤフー店:https://store.shopping.yahoo.co.jp/alpen-group/7310090704