４種類の味すべてがウマイなんて奇跡でしょ！
アウトドアで遊ぶにも、まったり派とアクティブ派では持ち物もだいぶ変わってきますよね。
アクティブ派はキャンプサイトを固定した場所に設定して、そのベースキャンプから色々と行動に移したり、そもそもベースキャンプを設定せずにどんどん移動していったり。
まったり派は文字通りキャンプサイトを固定して “まったり” と過ごすのでキャンプギアもたくさん持ち込めるし、食事を作る時間もたっぷりある。
もちろん食材だって豊富に持ち込めます。
アクティブ派のベースキャンプ設置型はアクティブに遊ぶギアが必要となってくるのでキャンプギアはちょと減ってくるのかも。
しかもアクティブに遊ぶ時間が必要なので、食事を作る時間は限られてく。
そうなると、食事はエネルギ補給のためと割り切るしかないかもしれませんね。
アクティブ派の移動キャンプ型は、移動と同時になんらかの方法でキャンプギアを運ぶしかありません。
MTBで移動していくならキャンプギアをMTBに積み込んで。
サップで移動していくならキャンプギアをサップに積み込んで。
まあMTBとサップはベースキャンプ設置型の方が多いのかな？
川や海でアクティブに遊ぶカヌーやカヤックは、カヌーやカヤックにキャンプギアを積み込んで移動していくでしょうね。
トレッキングの方もギアを背負って移動していきますよね。
ベースキャンプ設置型も移動型もアクティブに遊ぶのは、たいてい人力が主となります。
つまり遊ぶのは体力勝負。
だからこそ、体力を消耗させないためにも食材は栄養価が高くて、少しでも軽いものがいい！
できれば疲れた身体に負担をかけないよう消化のいい食材がいいですよね。
そこでオススメしたいのが【無印良品】のリゾットです。
コーンの甘みが際立つリゾット！
まず１品目は「オーツ麦のリゾット・コーンといんげん」です。
用意するのはシェラカップを２つ。
シェラカップに200mlの水を入れ、バーナーで沸騰させます。
バーナーはSOTO レギュレーターストーブ ST-310 を使用しました。
SOTO レギュレーターストーブ ST-310 の火力は2.9kWとゴツイパワーの持ち主なので、200mlくらいなら瞬間的に沸騰します。
なので間髪入れず、もうひとつのシェラカップに「オーツ麦のリゾット・コーンといんげん」を投入します。
はい、もう沸騰しましたね。
沸騰したお湯を「オーツ麦のリゾット・コーンといんげん」の粉末に注ぎ入れます。
お湯を入れた瞬間は超サラッとした感じです。
それをゆっくりかき混ぜ、よく馴染ませます。
粉末がお湯に馴染んだら３分間待ちます。
自然の美しい風景をぼんやり眺めていると３分間なんてあっという間ですね。
これで「オーツ麦のリゾット・コーンといんげん」の完成！
さて実食してみると、お米で作るリゾットではできない食感に驚きます。
オーツ麦のねっとりした感じがなんとも言えません。
そしてコーンの甘みも際立ちます！
コクのある酸味が口にひろがるリゾット！
続いて２品目は「オーツ麦のリゾット・トマトとほうれん草」です。
ここからはバーナーでの沸騰作業は省略しますね。
沸騰したお湯を「オーツ麦のリゾット・トマトとほうれん草」の粉末に注ぎ入れます。
もうこの瞬間、トマトの酸味が空気中を漂います！
それをゆっくりかき混ぜていくと、なおさら香るのです。
かき混ぜればかき混ぜるほど ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーンにまとわりついていく感じになります。
あんまりかきまわしていると冷めてしまいそうなので、フタをして３分間放置。
これで「オーツ麦のリゾット・トマトとほうれん草」の完成です！
実食してみると、「アレ？？ どこかで食べた味！！」というワードがすぐに思い浮かびました。
コクのあって、それでいてトマトの酸味がいい感じ！
イタリアンレストランで、絶対にあるメニューっぽいんです。
それが１袋１５０円で食せるんですから、超リーズナブルですよね！
まろやかな味わいのリゾット！
さて、３品目は「オーツ麦のリゾット・じゃがいもとブロッコリー」です。
こちらもバーナーでの沸騰作業は省略します。
沸騰したお湯を「オーツ麦のリゾット・じゃがいもとブロッコリー」の粉末に注ぎ入れます。
この「オーツ麦のリゾット・じゃがいもとブロッコリー」は、この時点で特に香りを感じません。
お湯を注いだら、ゆっくりかき混ぜます。
するとどうしたことでしょうか？
この「オーツ麦のリゾット・じゃがいもとブロッコリー」が一番とろみがつくのが早かったように思います。
気のせいですかね。
そしてフタをして３分待てば「オーツ麦のリゾット・じゃがいもとブロッコリー」の完成です！
では実食してみますが、「んん、コレもどこかで食べたことのある味だなあ〜」という感想。
記憶を辿っていくんですが辿り着きません。
チーズが入っているのかわかりませんが、まろやかなあじわいの深い場所にチーズを感じました。
爽やかな風味のリゾット！
ラストを飾るのは「オーツ麦のリゾット・ほうれん草とバジル」です。
こちらの「オーツ麦のリゾット・ほうれん草とバジル」もお湯を沸かすところははしょって、お湯を注ぐところから。
注ぐ分量はどれもすべて同じ200mlです。
最初はオーツ麦が沈殿し、ドライほうれん草とバジルが浮かび上がります。
それをゆっくりかき混ぜ、よく馴染ませます。
お湯に馴染んだら３分間待って完成！
「オーツ麦のリゾット・ほうれん草とバジル」という商品名だからけっこうバジルのクセが強いのかなあと想像していたんですが・・・。
実食してみると、ぜんぜんそんなことはない！
むしろほうれん草の味にかき消されていて、ゼツミョーなバジルの香りって感じ。
爽やかな風味なのにオーツ麦のねっとり感で軽くない不思議なリゾットでした！
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photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE／アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。それでも「アマチュア界の王様」と名乗る。
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