焚火台であたたまりたい
ここ最近、グッと寒さが身に染みる季節になり、焚き火台を使ってあたたまりたいと思っている人が多いのではないでしょうか。
使い勝手の良さや独創的なデザインのものなどオリジナリティ溢れる焚き火台が続々と登場しており、アウトドア用品店などではキャンプフリークを悩ませるほど多くの焚火台が並べられています。
そんな中、クラウドファンディングで目標の1350%超えの人気を誇った焚火台が、公式オンラインストアで一般販売を開始したとの情報をキャッチしました。
「we know enough<」とは?
今回ピックアップしたブランドは、倫理的な視点を大切にし、自然と社会を共に豊かにすることを目指して、2021年春に立ち上げた環境配慮型のアウトドアガレージブランド「we know enough< (ウィー ノー イナフ)」。
アウトドアを嗜む建築家の岡田宰氏とUXデザイナーの石原亮氏が、既存ブランド・キャンプ商品の多くが利便性や拡張性といった、ヒト目線に着目したプロダクトが多く、自然への配慮が足りないのではと感じていたことからプロジェクトがスタートしました。
世に出ているほとんどの焚火台が、本体からの火の粉や放射熱によって保護シートを利用してもフィールドにダメージを与えていることから、自然環境を想ったプロダクトの商品開発に着手。
自身の経験を生かして、自然を際立たせるミニマルなデザインをベースに、 現状の課題を解決した焚火台が発売となりました。
<大地を守るダブルレイヤー構造>
we know enough< の焚火台は火床に加えて、灰受けプレートを設置した火の粉から自然を守ります。
灰受けプレートを地面から浮かせ、空気層を設けることで風の通り道を作り、地面や草花への影響を極力少なくすることを可能にした唯一無二の焚火台です。
<自然が主役になるミニマルなデザイン>
we know enough< の焚火台は、自然に溶け込み、自然を主役にするミニマルなデザインが特徴的。
アウトドアは自然を楽しむ行為。そのために出来るだけ人工物の存在はない方が気持ち良いと考えから、このようなデザインとなりました。
自然の美しさを際立たせ、焚き火やキャンプを通して、自然の魅力を最大限満喫して欲しい。そういう想いが”ミニマルなデザイン”には込められています。
<ガタつきを抑える構造>
強度的にも、シンプルな「フレーム構造」とステンレスメッシュと灰受けプレートのダブルレイヤーによる「面構造」の組み合わせにより、全体のガタつきを抑えています。
そのため、安定した焚き火を楽しむことができます。
製品概要
<サイズ>
組み立て時 _ L:550mm, W470mm, H300mm
収納時: _ L:550mm, W287mm, H15mm
<重量>
約2.4kg
<材質>
-フレーム : SUS304 / φ6mm
ステンレスメッシュ : SUS304 / φ1.1mm,3.5mm目
-灰受けプレート:ステンレススチール 0.3mm厚
セット内容:本体、収納袋
オリジナルデザインの五徳
キャンプなどで焚火台を使用する際に、様々なシーンで活躍する五徳も、焚火台に合わせてオリジナルでデザインに。
熊手形状が特徴のデザインは、焚火台のフレームに噛み合わせることで、五徳自体がスライドして落下するのを防止してくれます。
組み合わせて使用することで、ケトルやダッチオーブンを置いたり様々な使い方が可能となり、調理も楽しむことができます。
サイズ _ 幅:105mm , 長さ:355mm , 厚み:19mm
素材 _ SUS304 φ4mm
公式オンラインストア
https://www.weknowenough.com/
Instagram
https://www.instagram.com/weknowenough/
LINE登録
http://weknowenough.com/wke_line/
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。