赤丸急上昇!「VERNE(ベルン)」って知ってる?
今までECサイトAmazonで購入することができたVERNE(ベルン)。コアなアウトドア好きからは密かに人気がありましたが、まだまだ認知は低いブランドでした。
ですが、最近セレクトショップの「UNBY(アンバイ)」が正規代理店を始めたことでスタイリストなどアンテナが高い方からの注目度が上昇中なのです。まだまだ全容が見えないVERNEとは一体どんなブランドなのか、人気のギアに絞って掘り下げていきましょう。
「VERNE(ベルン)」ってどんなブランド?
VERNEの母体は、じつはデザイン会社。デザイナー自身が体験したアウトドアの経験と自然が生み出す自由さに魅了されたことで、アウトドア製品の開発がスタートしました。
VERNE創業からのコンセプトである「人生は挑戦が推進力となる旅だ」というフランス人作家ジュール・ベルヌのメッセージを独自の想像力で再解釈し、世界のどこにも見たことのないデザイン、誰にも超えられないクオリティーを追求。
その結果、最小の収納サイズと軽さだけでなく、簡単には壊れない耐久性を兼ね備えたアイテムがラインナップされています。作家のメッセージを引用するあたり、デザイン会社ならではのブランドストーリーと言えますね。
それでは、そんな素敵なブランドが作る定番アイテムをチェックしていきましょう!
ギアフリークであればあるほどハマる!TREKKING PADの魅力
VERNEのシンボリックかつ人気なアイテムと言えば、アウトドアテーブルのTREKKING PAD。軽量でコンパクト、誰でも簡単に使いこなせる構造、そして高い耐久性。これがTREKKING PADの基本スペックです。
こういったアイテムコンセプトは、近年流行っているソロキャンプだけでなく、オートキャンパーの中で浸透してきている使用時の快適性だけなく、準備段階での快適性を追い求める潮流とも相まっているのではないでしょうか。
抜け目なし!? TREKKING PADの基本スペックを深掘りチェック
重量は230gとかなり軽量で、収納時の厚さは画像のとおり驚異的な薄さを誇ります。
設置方法も、天板を開いて裏側に収まっている脚を出せば終了。初めての方でも感覚的にできてしまうほど簡単です!
そして耐久性の高さがわかる使い方をご紹介。なんと脚部分を畳んで耐熱シートとして使用しています。この耐久性が確保されていることもうれしいですが、なんと言ってもこの使い方を想定した設計になっているのは、VERNEのデザイナーがいかにアウトドアの実体験をもとにアイデアをアイテムに取り込んでいるかが見て取れます。
アイデア賞を贈呈したいTREKKING PADのユニークな使い方
TREKKING PADは、前述したように普通のテーブルにはない使い方ができるというのも魅力。アイデアが盛り込まれた細かい設計が光ります。まさに神は細部に宿る、そんなアイテムです。ここではもう2つご紹介していきます。
バーナーの風防
1つ目は、盾のように置いて風防として使う方法。自然環境にあれば当然強風が吹き荒れることもあります。最近はバーナーに風防が付いているものもありますが、とはいえ風がバーナーに当たらないようにしたほうが最大効果をのぞめるのは言わずもがな。ソロバーナーであれば十分使えるアイデアですね。
オプションを組み合わせれば、まな板に変身
2つ目は、オプションのCUTTING PADをプラスして使ったアイデア。なんと天板にCUTTING PADを設置すると、テーブルがまな板に早変わり。まな板を別で持っていく手間が省けますし、ポリウレタンを使用しているのでナイフの傷も付きにくいんです。
そして表面が微細な凹凸があり滑りにくいのです。極めつけは耐熱性で、耐熱温度は-20℃~150℃と、もはやオーバースペックの域。
ここまで紹介した時点で、すでにお腹いっぱいな方もいるかもしれません。ですが、さらにもうひと押しあるのがVERNEというブランドなのです。
それは、CUTTING PADが1枚板ではなく、2枚で天板を覆う仕様になっていること。こうすることで、1枚しか敷かずに天板の半分をまな板として、もう半分はバーナーを置いたり、皿を置いたりできます。
もしくは、CUTTING PADの1つをひっくり返して使うと、それ自体を皿として使えちゃいます。端に縁があるのでソースなどの液体を少量乗せることもできますよ!
まな板として使用しないときは、CUTTING PADを先ほどTREKKING PADを畳んで使用したように耐熱シートとしても使えます。オプションとは言え1つの用途として終わらせない、デザイナーの気持ちのこもったアイデアです。
CUTTING PADは、TREKKING PADを購入するなら同時購入が良さそうですね。
最後に、ポリエウレタン製なので衛生的。アウトドアシーンだと、すぐに洗えないシチュエーションなこともあるでしょう。ウッドのカッティングボードも風合いがあってオシャレですが、実用面だとこちらが圧勝です。
VERNEの今後に注目!
新たなベールを脱いだVERNE。TREKKING PADというシンボリックなアイテムを軸にブランドのコンセプトなどをお伝えしてきました。これからさらにラインナップも増えていくそうです。またおもしろいアイテムを見つけたらご紹介していきますので、お楽しみに!
VERNE TREKKING PAD スペック
サイズ:使用時 31.4×21.2×8.5cm
サイズ:収納時 31.4×10.8×1.5cm
重量 : 230g
カラー:ブラック、グレイ
VERNE CUTTING PAD スペック
サイズ:使用時 32.5×22.4×8cm
サイズ:収納時 32.5×11.2×1.6cm
【文/写真】のりまさ
【Profile/のりまさ】
年間20〜30泊程度のキャンプ好き元WEBメディア編集長。現在はフリーで執筆・編集・企画・マーケティングなど多岐に渡る仕事に関わっている。キャンプはもっぱらソロスタイルで、より快適なキャンプをするべく日々新たなギアを探索中。今年はSUPなどのウォーターアクティビティにチャレンジしている。
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