〜キャンプギアをおしゃれに収納しよう〜 #2
DIY初心者でも簡単に設置できるディアウォール
#1の記事でつっぱり棒の原理で柱を固定できる「ディアウォール」の設置工程を紹介した。
【前編の記事はこちら>> DIY初心者でも大丈夫?「ディアウォール」で”見せる”キャンプギア収納に挑戦 】
雑誌やSNSで見かけるおしゃれな収納が、実はそんなに難しくないことがお分かりになったのではないだろうか。
今回は、設置したボードに実際に道具を収納するところに挑戦! どんなものを使っているのかも合わせて紹介する。
完成した収納壁で見せる収納に挑戦!
有孔ボードのいちばんの魅力は、穴にフックをかけて好きなように収納できること。壁に穴を開ける必要もないので、賃貸でも利用できるのだ。
なおかつ配置を変えたい場合は、すぐにフックを外して変更できる。
今回はホームセンターのカインズで購入したフック(右下)、カゴ(左上)、ハンガー(左下)の3種類の収納部品を使い、見せる収納を試してみたので紹介しよう。
まずは2つの穴を使ったシングルフック。先端にゴムが付いており、引っかけたものが簡単に抜けにくいようになっている。
こちらにはバッグやメモ帳、コード類を引っかけることにした。また、2つのフックをスタンド代わりにして、小物ケースも載せることもできた。
同じ原理でホワイトボードを設置。仕事のToDoリストや日課を記入し、毎日見られるようにデスクの真正面に置いてみた。
延長コードを引っかけることも可能。普段は床に置いて使っているが、引っかけたおかげでわざわざ床に座って充電コードをつける手間が省けようになった。スマホやタブレットの充電、スピーカーの電源などに使っている。
それ以外に、キャンプ用のライトを吊るして卓上ランプにも活用。使用しているのは、以前レビュー記事も作成したルーメナー2。
【関連記事>>【キャンプギアレビュー】LEDライトの代表格「ルーメナー2」の魅力に迫る 】
卓上ランプだとテーブルのスペースが取られてしまうため、ルーメナーで上から照らすことでスペースを有効に使うことができる。
ただし、定期的にルーメナーを充電しないと使いたいときに使えない可能性があるので、その点のルーティーンを身につける必要がある。
ハンガーには帽子を引っかけることにした。無印良品のS字フックをレールに引っかけ、それに帽子をかけるだけ。
今まで帽子の収納には、大きいS字フックにいくつかの帽子をまとめて引っかけていたが、これならフックに1点ずつ帽子を引っかけることができ、なおかつ被りたいときに取り出しやすいので、おそらくここがいちばん重宝している。
次にカゴを設置。ここには腕時計やキャンプ用の折りたたみ箸などを置き、すぐに手に取れるものを載せている。本体はワイヤータイプなので、底にはカラビナで小物を引っかけることも可能だ。
高いところにはバッグなどを設置。ここには普段ではあまり使わないが飾りには使えるものを収納したいと思っており、現在はまだ仮の状態。
収納壁を設置してみてよかったこと、困ったこと
実際に見せる収納をやってみて感じたこととして、よかったことは帽子の収納ができたことがうれしかった。
また、卓上ライトを用意することもなく、ルーメナーで代用できたことも助かった。
唯一、高い場所に何を収納するかは困っている。
こだわりとしては、地震が起きることを想定して落ちても害が及びにくいものを引っかけたいとは思っている。ヴィンテージのランタンやボトルを引っかけることも考えたが、落ちたら被害が大きいと考え、収納は諦めた。
まだ設置して間もないので、これからどんなものを収納するか考えていこうと思う。
ディアウォール商品詳細
商品名:2×4ディアウォールR
適応木材:2×4(ツーバイフォー)材 断面サイズ約38×89mm
カラー:ホワイト、ダークブラウン、ライトブラウン、ブラック
ディアウォール 公式サイトはこちら
【文/撮影】小川迪裕
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。
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