無料専用アプリを使ってスマホで”映え”た星空を!
みなさん「キャンプ行ったよー」ってときの写真ってどんなの撮ってますか?
仲間との焚き火、キャンプ飯、アウトドアアクティビティ、テントと愛車のコラボだったり。
どれもとびっきりの「映え」写真を思い出として残し、Instagramなどに投稿して自分のタイムラインを日記として保存したりしてますよね!
そんな大切な時間を切り取るための撮影に使うのは、おそらくほとんどがスマホだと思います。
カメラマンの私が言うのもなんですが、最近のスマホは本当によく撮れます。
今回は気軽に使えるiPhone向けの無料アプリで、だいたんにも星空を撮影してみました。
みなさんの楽しい思い出の1枚にぜひとも加えてみては?
オススメは星空撮影無料アプリ「星撮りカメラくん」
星空撮影に設計されたアプリは有料、無料を含めてたくさん存在します。
私のオススメは、無料で気軽に星空撮影が楽しめる「星撮りカメラくん」というアプリ。
補足のためにアプリの星空撮影の理屈を語りますが、操作はとっても簡単なので、とにかくチャレンジしてみてくだい。
「星撮りカメラくん」のアプリはこちら
撮影に必要な機材は三脚
絶対にマストな機材は、ズバリ三脚です。
夜間の撮影ではフィルムカメラもデジタルカメラも理屈は同じ。シャッタースピードを遅くすることで、レンズ内に多くの光を取り込んで被写体を明るく写し出すのです。
その際に必要になるのが、手ぶれ防止の必須アイテム“三脚”です。これが無いと被写体がブレてしまい、せっかくの写真が台無しになってしまいます。
最近ではダイソーでも500円でスマホホルダー付きの三脚が売っていたりします。
安い! ありがたい! そして恐るべしダイソー。
スマホで気軽に撮るのであれば、このくらいの三脚で十分です。
「星撮りカメラくん」の使い方
「星撮りカメラくん」を起動するとこの画面になります。
操作は簡単。下部の3、10、30という数字がシャッタースピード/秒です。左から3秒、10秒、30秒ということですね。画面中央にある四角と緑の線は水平器です。
周囲の明るさに応じてシャッタースピードを選んでいきましょう。
最下部、赤色のボタンがレリーズボタンです。ボタンを押すと3秒前からカウントダウンが始まります。
操作方法
手ぶれ防止の為に三脚を使用します。
三脚の雲台を操作して縦位置、横位置を好みで決定しましょう。
続いて、構図を決めます。そして構図が決まったら、レリーズボタンをタッチ。
レリーズボタンをタッチすると3秒前からカウントダウンします。
カウントダウン中にスマホや三脚から素早く手を離します。手が触れていると、振動でカメラがブレてしまうので注意です。
カウントダウンが終わると撮影されます。
失敗せず、星空をきれいに撮るためのコツ
撮影時、まわりに光がたくさんあると暗い夜空の部分まで光が入り込んでしまい、星が見え
さらに、構図のポイントとしては、星だけでなく、建物や山の稜線、
シャッタースピード比較! 実際に撮ってみた
では実際に撮った写真を見てみましょう。撮影環境は晴れた夏の湖畔キャンプ場です。
スマホは、iPhone 11 Pro Maxを使っています。
シャッタースピード3秒の場合
全体的に暗く、かすかに星が写る程度です。
シャッタースピード10秒の場合
3秒のときよりもやや明るくなり、うっすらと星空以外の山の形や木の形が見えてきました。
シャッタースピード30秒の場合
10秒のときよりもかなり明るくなりました。無数の星と下部の山や木がはっきりとわかります。
撮影はこれで終了です。
このままでも良いですがデフォルトのアプリ「写真」→編集で露出やコントラスト、色調整などを自分好みにアレンジするのも良いと思います。
有料版「星撮りカメラさん」もチェック
この「星撮りカメラくん」にはもっと細かい設定のできる有料版「星撮りカメラさん」もあります。
無料版でコツをつかんだ人は有料版を試すのも良いかも知れませんね。
有料版のほうは、星空、夜景、
ほかにも、シャッタースピード、ホワイトバランスが調整できたり、ピント微調整機能やノイズ除法機能でシャープで美しい写真が撮影できたりします。
難しい星空撮影もアプリを使えばとっても簡単!
どうでしたか?
今や季節を問わず人気のアウトドアライフ。
星空撮影アプリで、仲間との思い出、自分だけの思い出、二人だけの思い出としてあなたのアルバムやタイムラインを今まで以上にロマンチックにしてくださいね!
【文・撮影】八巻典千代
【プロフィール/八巻典千代】
キャンプはいつまで経っても初心者。だって自然が相手ですから。DJ、カメラ、車、バイク、そしてひたすら自由を求めてソロキャンプに行き着いたわがまま男です。定番も良いけど崩してナンボ! どんなジャンルもお金じゃなくてセンスが大事。