マイペースに楽しめるソロキャンプ
近年、マイペースにキャンプを楽しみたいキャンパーに支持されているソロキャンプ。
「気になってはいるものの…本当に一人で大丈夫かな?」なんて、不安も感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、初心者キャンパーに向けて、ソロキャンプのメリット・デメリットを紹介します。
ソロキャンプのメリット
従来のキャンプといえば、「みんなで協力しあってワイワイ楽しむもの」なんてイメージが強かった気がします。
しかし、こんな概念をくつがえしたのが、ソロキャンプという新たなキャンプスタイル。
もちろん昔から一定数存在していたものの、近年急激に注目度がアップ。ソロキャンパーとしてデビューを果たす方も増えてきました。
ソロキャンプは自分のペースで行動できる
ソロキャンプの最大の魅力といえば、全ての行動を、自分のペースで進められることでしょう。
大人数でワイワイキャンプをするのも楽しいけれど…「終わったあとにゲッソリ疲れた」「みんなに合わせてばかりで、本当にしたいことができなかった!」なんて経験はありませんか?
ソロキャンプは、”みんな”に合わせる必要がなく、準備から後片付けまで、すべて自分のペースで行うことができます。
・自然のままでゆったりと過ごす
・ただぼんやりと景色を楽しむ
・自分なりのテーマを決めて、それに沿って過ごす
ソロキャンプは、キャンプ中の行動を誰かに制限されることはありません。全ての時間を自分だけのために使えるので、非常に充実した時間を過ごせるのです。
ソロキャンプは準備が手軽
キャンプといえば準備が大変!なんて思いがちですが、ソロキャンプなら事前準備も手軽に行えます。
キャンプに行くのが自分一人なら、キャンプグッズも小型の少人数用でOK。
「荷物が多いな」と思ったら、自分にとって必要なアイテムだけをピックアップすれば事足ります。
テントが小さくなるだけでも、キャンプの準備の手間はずいぶんと軽減されるので、突発的にキャンプができるのも大きなメリットの1つです。
ソロキャンパー同士の交流が生まれる可能性も!
ソロキャンプでは、大人数キャンプよりも周囲の人とのコミュニケーションを取る機会が増える特徴があります。
同じ境遇だからこそ、助け合う必要性が出てくるはず。自然の中での一期一会を満喫しやすい点も、ソロキャンプならではのメリットだと言えます。
ソロキャンプのデメリット
ソロキャンプにはメリットだけではなく、デメリットも存在しています。
メリットだけに目を向けていると「こんなはずじゃなかった!」なんてことにもなりかねないので、デメリットについても、ぜひ事前にチェックしてみてくださいね。
ソロキャンプで頼れる人は自分だけ
ソロキャンプでは、全てを自分一人で決定し、行動する必要があります。
自然の中では、思いもよらぬアクシデントに遭遇する可能性もゼロではありませんが、ソロキャンプの場合、頼れるのは自分だけです。
・荷物運び
・テント設営
・悪天候時の状況判断
ソロキャンプ中に「人手が欲しい!」と思う場面は、意外と多いもの。いざという時のために、隣のキャンパーさん達に挨拶くらいはしておくべきでしょう。
ソロキャンプは防犯対策をしっかり行う
一人で楽しむソロキャンプでは、盗難や事故のトラブルに気をつけましょう。特に女性の場合は、防犯対策をしっかり行うべきです。
身の安全を守るための防犯グッズを忘れずに用意しておくほか、ソロキャンパー同士の交流を大切にしたり、テントを張る場所に工夫をしたりと、安全性を高めるための工夫は必須です。
メリットは最大に、デメリットは最小にするためのコツ
せっかくソロキャンプに挑戦するのであれば、デメリットではなくメリットを実感できるような、楽しい時間を過ごしたいもの。そのためのコツは、以下の2つです。
・事前準備はしっかりと行うこと
・キャンプ場での過ごし方のイメージを、ある程度固めていくこと
ソロキャンプを成功させるためのコツは、事前準備にあります。特に慣れないうちは、入念に持ち物をチェックしていくのがおすすめです。
現地でトラブルがあったときでも対応できるよう、荷物を絞り込む中でも、最低限のアイテムは忘れないようにしましょう。
またせっかくのソロキャンプ、「やりたいことが見つからないまま、ただなんとなく終わってしまった…」なんて失敗は避けたいところ。
今回のソロキャンプではどんな風に過ごそうか、事前にイメージだけでも固めていくことで、キャンプの充実度が高まるはずです。
もちろん、現地についてからの計画変更は全く問題ありません。自分一人だからこそのメリットを、存分に体感してみてくださいね。
ソロキャンプのメリット・デメリットを知って挑戦しよう
ソロキャンプの魅力は、実際に体験して初めてわかることも多いもの。多人数キャンプでは味わえない、圧倒的な解放感をぜひ体感してみてください。
もちろん注意点もありますが、勇気を出してソロキャンプの世界へと一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。