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キャンピングカーショー2020で選ばれた!今年最も注目されたキャンピングカー5選!

ジャパンキャンピングカーショー2020へ行ってきた

この時期はクルマ関連のイベントが多い。キャンプ分野であれば、先日に幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー」が有名だ。

業界人だけでなく一般の人も入って楽しめる一大イベントとなっており、今回は3日間で6万人を動員!

筆者も会場へ足を運んだのだが、そこでは「キャンピングカーの外でキャンプを楽しむ」というスタイルが多く登場。どんなクルマがあったのか、さっそく見てみよう!

「外でキャンプを楽しむ」とはどういうこと?

今回の展示会で多かったのは、車内に装備されたシェルフや道具を外に引き出して使うクルマが多かったこと。

いま人気のバンコンや軽キャンは、キャブコンと比べると車内空間はやや狭く、それならいっそのこと食事やティータイムは外で優雅に過ごせばいいじゃん! という傾向が進んでいるそうだ。

そういう楽しみ方を本記事では「アウトスタイル」と呼ぶことにする。

アウトスタイルにはいろんなかたちがあるが、昔からあるのはカーサイドタープを広げてクルマの横で楽しむスタイル。ここ最近は後部座席やリアに引き出しが付いていて、それを出すと簡易的なテーブルやバーガースタンドになる。

その他にも、ルーフトップで過ごすスタイルもあるので、クルマの外で過ごすスタイルはすべてこれに含まれるだろう。

おすすめはこの5車両!キャンピングカーショーで見つけたクルマ

では、注目のクルマを見ていこう! まずはこちら。

外で過ごして上で寝る最強のクルマ

ぱっと見の印象がおしゃれ! ワークヴォックスのブースは、終始多くの来場者でにぎわっていた。なかでも多くの人の目を惹いたのが、このおしゃれなバンコン。「SEDONA type3」という名前で、価格はおおよそ700万円ほど。

こちらにはアウトスタイルの定番、カーサイドタープが設置されており、電気を通して中央にライトが付けられる。色味もベージュでキャンプサイトになじむのは高ポイント!

こちらのアウトスタイルは、ルーフトップテントとリアの引き出し。特にリアは、バーナースタンドだけでなく調味料置きや簡易的なテーブルなどもあり、しかも味のある木材を使用しているので、その存在自体がおしゃれ!

スタイルにこだわりのある人は、一度じかに見ることをおすすめする。

シェルフを引き出すとキッチンが登場

トヨタ・グランドハイエースを改造した、ダイレクトカーズが出展する「リトリート スーパーロング」というバンコン。車両価格は630万円ほどで、乗車定員は5名となっている。

車内はエアコンや2人用ベッドが設置され、ベッドの下は収納スペースとして活用可能.パーツの多くは木材を使っており、温かみあふれるのが魅力。天井にライトが埋め込まれているほか、収納スペースにもライトがあるのはうれしい。

こちらのアウトスタイルは、運転席と後部座席の間にある棚。こちらを横から引っ張るとキッチンスペースが登場! しかもシンクまであるので、まさに料理するにはぴったり。

近くにテーブルやチェアを広げて、外で優雅にアウトドア料理が満喫できることだろう。

釣り好きの人は必見! 魚をリアに入れられる!?

同じリダイレクトカーズで展示されていた、ハイエースバン DXを改造したこちら。価格は440万円ほどで、乗車定員は5名。見た目は通常のクルマにフロントバーを搭載しただけに見えるが、リアを見ると……。

なんとシャワーが搭載されているではないか! 「3ナンバー釣りエースⅡ」という名称が付けられていることもあり、釣り人向けの機能が備わっている。ちなみに、ベッドの下をよく見ると……。

魚が入るケースが搭載! しかも、濡れたブーツなどもどさっと入れられるように設計されている。

クーラーボックスを車内に持ち込めない代わりに、下の空間を活用してクーラーと同じような機能を持たせている。実際に魚を入れたらどうなるのだろうか。試してみたいところだ。

可愛いフォルムの牽引カーも外で楽しむ

西尾張三菱自動車販売ブースで展示されていた、「HappierCamper」というトレーラー。卵形のフォルムとホワイト×グリーンというカラーリングがなんとも愛らしい! 価格は340万円ほどで、就寝定員は5名ほど。

小型ながらカーサイドタープを広げて、横でアウトスタイルを楽しめる設計。こちらはサスペンションを使用することで張りが生まれ、日除けだけでなく雨よけの効果もある。内側がブラックコーティングしているので遮光性も抜群。

車内は就寝専用、食事やキャンプはお外で

軽キャンも負けてはいない。岡モータースブースで展示されていた、「ミニチュアクルーズ オリーブパッケージ」というクルマ。スズキ・エブリィを改造したもので、値段は他の車両と比べてお手頃な197万円ほど。乗車定員は4名。

軽自動車をベースとしていることもあり、車内での生活はやや制限される。その一方で、こちらはリアにアウトスタイルを持ち込んでいるのが特徴。

まずベッドの下に広い引き出しを設置し、さらにワンポールのテーブルがついているのだ! テーブルの高さはディレクターズチェアあたりの高いものならちょうどいいかも。カップホルダーの2箇所あるので、軽キャンをお探しの人はいいかもしれない。


これらのほかにも、1000万円を超えるバスコンや一般的なキャブコンなど、ジャパンキャンピングカーショー2020ではさまざまななキャンピングカーが展示されていた。

今回見逃したという人は、公式ページで一部の模様が載っているので、合わせて見てもらいたい。

ジャパンキャンピングカーショー2020の公式ページはこちら

撮影・文/小川迪裕(オガワミチヒロ)

【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】

フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。


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