全国1位!愛媛県西条市ってどんな街?
「2020年版 住みたい田舎ベストランキング」において、若者世代が住みたい田舎部門で全国第1位を獲得した愛媛県西条市。
愛媛県東伊予地方、西日本最高峰の石鎚山の麓に位置する、人口11万人の街です。
国の名水百選にも選出されている「うちぬき」と呼ばれる自噴水(地下水)が各所で湧く「水の都」として有名で、気温は1年を通じて温暖。豊かな自然環境と水のおかげで、たくさんの農作物が育つ環境があります。
街には大手企業の工場や中小企業も多くあり、四国屈指の工業都市としても知られています。また、就労・子育て環境にも力を入れており、最近では都会からの移住者も急増中。
また、「2020年版 住みたい田舎ベストランキング」のエリア別ランキングにおいては、昨年に引き続き全部門(総合・若者世代・子育て世代・シニア世代)で四国第1位となり、二連覇を達成しました。
移住者に人気の理由は?
西条市が移住者に人気の理由と言えば、行政自らが先頭に立ち、県外からの移住を促進する取り組みを積極的に行っているところ。
起業を目指す人が、地域でのパートナーとなる住民や企業、行政との協働を図りながらプロジェクトに取り組み、3年以内の起業実現と定住を目指す「Next Commons Lab西条」プロジェクトも、その中の1つです。
これまでの経験や知識を活かし、自分たちの手で理想の働き方や暮らし方を実践しながら新しいプロジェクトに取り組むといった魅力に、若者世代や起業を目指す人が賛同し、集まってきたのですね。
現在は、西条市にUIターンした13名の移住起業家が活躍中。市中心部の商店街に構えた活動の拠点「紺屋町dein」は、コワーキングスペースにもなっており「地域で何かしたい!」というチャレンジ精神に溢れた人たちでにぎわわっているそうです。
西条市「無料」移住体験ツアー
そんな西条市に無料で移住できるチャンスがあることを、みなさんご存知ですか?
西条市の個別「無料」移住体験ツアーは、内外で大反響を呼んだ大盤ぶるまいのプロジェクト。
応募者は、東京・大阪などからの往復交通費も含めた交通費・宿泊費・食事代すべて無料で、存分に「移住先としての魅力」を体感できるんです!
滞在中には地域の人たちとも触れ合い、西条市での生活を実感することができるプレ体験会も開催され、ここで西条市の魅力に心奪われて移住した人も多いんだそう。
ちなみに、2020年もこちらのツアーは実施予定とのこと。気になる方は要チェックです。
都会の喧騒に疲れたら、西条市で暮らそう
西条市は、水がきれいで、地産地消の暮らしができるだけでなく、人が優しく、とても暮らしやすい街。
都会と田舎のちょうど中間あたりの環境でありながら、周りは海や山に囲まれており、アウトドア好きにはこれ以上ない環境を備えています。
「ちょっと都会暮らしに疲れてきたな」「子育ては田舎でしたいな」なんて思っている人は、ぜひ移住を検討してみてはいかがでしょう?
問い合わせ先
愛媛県西条市ホームページ https://www.city.saijo.ehime.jp/
西条市移住ポータルサイト「LIVE IN SAIJO」 https://live-in-saijo.com/
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。