みなさんは年末年始の予定、もう決まりましたか? 連休をしっかり取れたという方はキャンプで年越しをしてみてはいかがでしょうか?
イベントも多く人気の高い年越しキャンプ、今回はその魅力をご紹介したいと思います。
年末年始はキャンプでのんびり!
たまには年末年始を自宅以外で過ごしてみたい、家族で思い出を作りたいという方は多いと思います。そんな方にオススメなのが「年越しキャンプ」。
年末年始は、ふだんまとまった休みが取れない方にとって、ゆっくりキャンプを楽しめる大きなチャンス!
全国各地のキャンプ場で年末年始のイベントが開催されるほど、キャンプで年越しをする方が増えてきています。場所によって内容は異なりますが、そば打ち、除夜の鐘つき、もちつき、たこあげ、ダルマの絵付けなど……大人も子どもも大喜び間違いなしのイベントばかり。
特に、年越しキャンプに来た人が集まって一緒にするカウントダウンは特に盛り上がり、楽しい年越しができるでしょう。
そして年越しキャンプの醍醐味はなんと言っても「初日の出を拝めること」!
澄んだ空気の中で見る初日の出は、よりいっそうきれいに見えるでしょう。カウントダウン後の早起きは大変ですが、目覚ましをかけてでも起きて、見逃さないようにしたいですね。
年末年始をキャンプ場で過ごす経験はそうないもの。子どもたちにとっては冬休み明けに友達に話したくなる、素敵な思い出になるのではないでしょうか。
年越しキャンプは何食べる?
キャンプ場でも年越しらしい食事がしたいですよね。そんな方はおそばやおもちを持ち込んじゃいましょう。
もちろん好きなおせち料理を現地で作る、キャンプおせちに挑戦するのも新鮮で楽しいですよ!
焼きもち入りお雑煮
お正月といえばお雑煮。家庭によって味は異なりますが、鍋と焼き網、いつもの材料があれば大丈夫です。
ポイントは、もちを焼いてから煮ること。こうすることで香ばしさをプラスできるとともに、もちを煮すぎて柔らかくなってしまうのを防げます。トロトロになってしまうともちが鍋について、洗いものが大変になります。
【材料】
もち、大根やにんじんなどお好みの野菜、鶏肉、めんつゆ、水
【作り方】
1)野菜や鶏肉などの具材は自宅で小さく切っておく。処理しおけば、朝、すぐに調理を始められる。
2)鍋に野菜、めんつゆと水(表示にしたがって希釈する)を入れて火にかける。しょうゆや酒、出汁を持っていくのもいいですが、身軽にするならめんつゆがおすすめ。
3)沸騰したら鶏肉も入れてアクを取りながら煮る。
4)コンロに焼き網をおいて、もちを焼く。
5)もちに焼き目がつき、柔らかくなったら、鍋に入れ、ひと煮立ちさせれば完成。
簡単伊達巻
子どもに人気な伊達巻もキャンプで作ることができます。簡単なので家族みんなで一緒に挑戦してみてください。
【材料】
はんぺん、卵、白だし、砂糖
【作り方】
1)ビニール袋の中にはんぺんを細かくちぎり入れ、他の材料もすべて入れて袋を軽くしばる。
2)材料の入った袋にさらにビニール袋を1枚重ね、手でもんではんぺんをつぶしながら、材料を混ぜ合わせる。
3)フライパンに生地を流し込み、ふたをして弱火でじっくり焼きあげる。
4)ひっくり返して両面を焼いたら火からおろし、巻きすやアルミホイルを使って熱いうちに巻き、輪ゴムで止めて冷ます。
無事年越しするために注意すべきこと
年末年始はいつにも増してイレギュラーなことが多いです。事前の準備はしっかりしておきましょう。
基本的な冬キャンプの注意事項は押さえておく
路面凍結、テント内でのストーブによる一酸化炭素中毒、水道が凍った時用の飲料水など……冬キャンプには特有の注意事項があります。
基本の注意事項は事前にしっかり調べ、心づもりしておきましょう。
防寒はしっかり
キャンプ場の多くは山あいの中にあり、市街地より冷え込みます。
特に、年越しキャンプは1日のうち、いちばん寒くなる時間帯の深夜や早朝に活動することがあるので、コートやダウンだけでなく、カイロ、湯たんぽなどは必須です。
冬用ブーツで足元も冷やさないようにしてください。最近は、ダウンがふんだんに使われたものも出てきています。足先を冷やさないように対策してください。
モバイルバッテリーをつないで使えるヒーター内臓ブランケットだったり、電源付きのテントサイトであればホットカーペットを使ったり、ちょっとやりすぎかなと思うくらいのほうが準備は安心です。
騒ぎすぎに注意
お酒も入って、カウントダウンなどで盛り上がって楽しむのはよいですが、周りにはもちろん他のキャンパーもいます。
新年早々、迷惑をかけてトラブルになっては困ります。ハメを外しすぎないよう気をつけましょう。
年末年始の営業時間の確認
都会から離れているキャンプ場の場合は特に要注意です。
山あいの小さな街では、ホームセンターやスーパー、ドラッグストアなど、年末年始は休みなことも多いため、足りないものや忘れものがあっても買い足しできません。
キャンプ場付近の買い物スポットの営業時間は調べておきましょう。
応急処置の道具や常備薬なども念のために持参しておくことをおすすめします。
イベントの事前予約
キャンプ場のイベントによっては事前の予約が必要な場合があります。
イベント情報のチェック時に、参加したいと思ったイベントは予約方法、参加料金までしっかり確認しておきましょう。
年越しキャンプは通常のキャンプと違い、イベントやカウントダウンなどサイト全体で盛り上がれる、年に一度しかないレアなキャンプです。
今年の年末年始は大自然の中でゆっくり過ごし、新年に向けて気持ちを新たにしてみませんか?