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ビギナー必見!覚えておきたいキャンプ用語基本の”き”

キャンプを趣味にすることを決めても専門用語が分からなければ苦労します。本にも専門用語は出てきますし、慣れた人との合同キャンプでも上手く共同作業ができない可能性があるからです。

初心者でも覚えておきたいキャンプ用語をチェックしておきましょう。

オートキャンプ

自動車を利用したキャンプがオートキャンプです。リュックサックにテント用具などもすべて入れて自力で運ぶスタイルと一線を画しています。

人力でテント用品を運ぶのは限界があります。自動車が使えることで、キャンプ場へ簡単に行くことが可能となりました。

テントサイト脇まで自動車を使って入れるオートキャンプ場も荷物が多いファミリー層には人気です。

ギア

ギアとはキャンプで使用する便利なアイテムを意味しています。

大枠で考えると、テントやテーブル、ハンモックもギアですし、ランタンやクーラーボックス、たき火台やガストーチなどもすべてギアと考えればよいでしょう。

テントに関する用語

1.グランドシート

テント本体の床、またはテントの床布と地面の間に敷くシート、そのどちらかを表す言葉です。テント本体の床の場合、フロアシートと呼ぶこともあります。

床布と地面の間に敷くグランドシートは、石、木の枝によって破損、汚れ、水ぬれ、さらに湿気などを防ぐために必要です。

サイズなども数多くあるので、テントに合ったものを選ばなければなりません。

2.固定するための「ガイロープ」と「自在」

ガイロープは、テントやタープを固定するために使用する張り網です。

また、ガイロープには自在という金具が付いています。この自在は、ロープの長さや張りを調整するための金具です。

3.キャノピー

テントの出入り口に設けるひさしのことです。日光の遮断や、雨が降ったときに出入りをスムーズに行うために設けられていました。

昨今では大きな製品も出てきており、ミニタープとして機能するものも多く存在します。

大人数では困難ですが、1人~少人数なら、調理や食事をするスペースとしても使用可能です。

4.ペグ

テントやタープを固定するときに必要なアイテムです。

スチール、アルミ、チタン、プラスチックなど多種多様な素材が使われています。張り網をかけて地面に刺して固定するという使い方です。

形状について、頭部が丸になっているのは丸ペグ、VやY字ペグもあり、ヘッドが平らとなっているネイルペグなどがあります。

小道具系

1.ジャグ

水などを入れる取っ手付きタンクのことです。

断熱材が付いており、保温性に優れています。

素材も、プラスチック、金属製があり、容量も、2リットルから40リットルの大容量のものまでさまざまです。

大きなものは、蛇口などもついて簡易的な水道としても使うことができます。

2.ランタン

小型照明器具で、最近はLEDタイプも増えています。

LEDタイプのランタンは照明時間の長さから室外に限らず、テント内でも使うことが可能です。

他に、キャンドルランタンなどもあり、炎のゆらぎ方により独特の雰囲気を漂わせるため人気があります。

3.ストーブ

調理用燃焼器具のこと。

灯油や、ホワイトガソリン、ガスカートリッジを燃料とし、コンパクトなものから、2つの燃焼口を持ったツーバーナーなどがあります。

ツーバーナーのストーブの火力は非常に強く、家庭用ガスコンロよりも強力なものもあります。

4.クッカー

一般的にキャンプで使用する鍋やフライパンなどの調理器具をひとくくりにしてクッカーと呼んでいます。

アルミやステンレス、軽さと熱伝導に優れたチタン製などさまざまな素材のアイテムが増えています。

ただ、オートキャンプでは、運ぶ手間のことをあまり考えなくてもよいため、土鍋、陶磁器、鋳鉄製品も多く使われています。

5.ダッチオーブン

フタがついた分厚い鋳鉄製の鍋で、フタの上に炭や薪を乗せることができます。

かつては西部開拓時代、一般的に使用されていましたが、現代ではキャンプなどでもよく使われています。

鍋全体で均一に温度を保てるだけではなく、水蒸気により圧力鍋のような使い方をすることも可能で、時間のかかる料理が短時間でよりおいしくなる働きがあります。

シュラフ

1.封筒型

シュラフとは寝袋のことですが、一種類ではなく複数の種類があります。たとえば、封筒型は、長方形で上下の幅が同じであり、寝袋というより一般的な布団のようなタイプです。

2.マミー型

マミー型はMummy、つまりミイラ型の寝袋です。入って眠る形がミイラのような姿になるため、マミー型と呼ばれています。

密着性が高いことから体温が逃げないため、冬季や標高が高い山への本格登山などで使用されることが多いタイプです。

基本的に1人用なので、ソロキャンプでも採用されます。

3.人型

人間の形をしている寝袋もあります。

寝袋を着ているという感じで、立って移動することもできますし、手も動くのでちょっとした作業でも活躍します。

ただし、寝具としては、封筒型やマミー型と比較すると弱いのは否めません。

気温が低すぎるなど過酷な条件には適していませんが、寝転んで夜空を見上げたいというときにはとても便利です。

専門用語を覚えていたら作業もスムーズ

キャンプ用語を知っているのと知っていないのとでは、作業スピードも大きく異なってきます。キャンプを始めるなら、用語や用品のことを知っておくと便利です。

テントを張るにしても、ペグやガイロープ自体が何を示しているのか分からなければ対応できません。キャンプ慣れしている人と一緒に行く場合でも、ある程度は専門用語を覚えておきましょう。


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