行くならココでしょ!
歩きやすい気候になってきましたね。
そして山では紅葉もはじまりますが、この秋に行ってみたい登山・ハイキング人気スポットランキングが株式会社阪急交通社から発表となりました!
早速ですが、人気スポットの10位から発表していきたいと思います。
10位 熊野古道
熊野古道(くまのこどう)<和歌山県>
2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野古道。
熊野古道は、熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社への参詣道です。
この熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社を熊野三山と呼びますが、それらへ詣でる参詣道には複数のコースがあるのです。
特に人気があるのは、発心門王子(ほっしんもんおうじ)から熊野本宮大社に向かう約7kmのコースだそうです。
下り坂が多いため体力に自信のない方にもおすすめとのこと。
継桜王子付近にある茅葺き屋根の茶屋「とがの木茶屋」は、休憩をしながら紅葉を楽しめると人気のスポット。
紅葉の見頃は例年11月~12月頃となっています。
9位 利尻島・礼文島
利尻島(りしりとう)・礼文島(れぶんとう)<北海道>
最近、自然環境が素晴らしいと人気の利尻島、礼文島。
海は礼文ブルーと称され、その透明度は圧巻。
なので夏が特に人気ですが、利尻島にある利尻山では今年9月20日に早くも初冠雪も確認され、姫沼では紅葉が楽しめるなど、夏とはまた異なる姿を見せてくれるスポットとして人気がさらに高まりそう!
夜まで滞在するなら、秋以降の澄んだ空気の中、満点の星空がより美しく見ることができるとのこと。
冷え込みは厳しくなることもあるので、防寒対策はお忘れないように!
8位 千畳敷カール
千畳敷カール(せんじょうじきかーる)<長野県>
夏のハイカーにも大人気の千畳敷カール。
秋の魅力は、なんといっても雄大なアルプスの山々をバックに紅葉を楽しめるところです。
9月頃から山肌が色づきはじめ、一面が赤や黄色で埋め尽くされ、夏の濃い緑とはまた違った表情を見せてくれます。
標高2,500m以上という高所にあり、歩いて行く場所とのイメージが強いのですが、バスとロープウェイ(高低差日本一という駒ヶ岳ロープウェイ)を使って一気にたどり着ける好アクセスポイントでもあるのです。
ちなみに「カール」とは氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形のことです。
そのお椀に畳が千枚くらい敷けそうなくらい大きいことから、千畳敷カールと呼ばれているそうです。
7位 上高地
上高地(かみこうち)<長野県>
バスターミナルよりすぐにある河童橋を起点に、大正池を往復するコース、明神池を往復するコース、それらをどちらも堪能するなど、かけられる時間によって選択できる上高地。
風景もさることながら、この選択肢の自由度で人気も高まっているのではないでしょうか。
日本有数の山岳リゾートである上高地では、10月頃からカエデやシラカバなどが色づきはじめます。
晴れた日には、澄んだ池面に赤や黄色の木々が映り、神秘的な雰囲気を堪能できるそうです。
6位 知床
知床(しれとこ)<北海道>
10月頃から冠雪するため、タイミングが良ければ紅葉とのコントラストを楽しむこともできる知床連山。
そこは知床八景と呼ばれ、知床五湖、知床峠、オシンコシンの滝、カムイワッカ湯の滝、フレペの滝、オロンコ岩、夕陽台、プユニ岬が人気の観光地となっています。
例年9月下旬頃からカエデ、ナナカマドなどが色づきはじめ、湖面に映る紅葉の美しさは圧巻。
知床の原生林に囲まれた知床五湖には高架木道があり、湖や知床連山の見事な眺めが楽しめるそうです。
5位 富士裾野
富士裾野(ふじすその)<静岡県>
早くも富士山がランキングに登場してるけど、ホント?
なんて思ってる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
夏のランキングならまだしも、秋となると富士山の開山期間が終了してしまっているから、このランキングになってしまっているのかも。
だからといって富士山を麓から楽しむのもおすすめなのです。
阪急交通社では昨年、複数回に分けて富士山を周る「富士山裾野ウォーク」というツアーを開催し、人気を博したそうです。
富士登山とは違って特別な準備も必要ないところも人気の秘密。
雄大な富士山の姿を見ながら、自然豊かな裾野を歩くのも楽しそうです。
4位 八幡平・白神山地
八幡平(はちまんたい)・白神山地(しらかみさんち)<青森県、秋田県、岩手県>
世界最大級の原生的なブナ林が分布し、日本の原風景を見せてくれる白神山地は1993年に世界遺産に登録されました。
ここでは10月中旬にブナやカエデ、ヤマモミジが色づき、紅く染まった散策道は幻想的な雰囲気になります。
登山コースは所要時間2時間半~8時間程度までと多数あり、初心者から上級者まで楽しむことができるエリア。
八幡平は国立公園に指定され、標高は1,613mで豊富な高山植物や湿原植物が見ることができます。
山頂までは「八幡平アスピーテライン」を通って自動車で行くことができますので、初心者の方にもオススメとのことです。
3位 大台ヶ原
大台ヶ原(おおだいがはら)<奈良県、三重県>
日本有数の多雨地帯でもあり、冷温帯性植物などが豊富で、これまでにコケ類を含め190科1310種の生育が記録されている大台ヶ原。
ここは国立公園に指定され、山全体が特別保護地区となっています。
大台ヶ原は東西で「東大台」と「西大台」に分けられています。
「西大台」は自然保護の観点から立入人数制限が行なわれ、散策には事前申請が必要なのです。
一方で「東大台」は自由に散策することができ、中でも大蛇グラ(だいじゃぐら)から望む断崖絶壁は一見の価値ありとのこと。
2位 屋久島
屋久島(やくしま)<鹿児島県>
シンボルともなっている縄文杉(最大の屋久杉)を目指すトレッキングが人気の屋久島。
大方の予想通り、やはり上位に食い込んできましたね。
島の90%が森林に覆われ、世界自然遺産にも登録されていることから、夏は特に混雑するスポット。
ところが秋は混雑が緩和される傾向にあり、さらに過ごしやすい気候でもあるため、狙い目のシーズンなのだそう。
屋久島は常緑の針葉樹が多いので、紅葉で一面が真っ赤に染まることはないけれど、緑と赤のコントラストが楽しめると秋も密かに人気。
紅葉は例年10月下旬頃からはじまるそうです。
1位 黒岳・旭岳
黒岳(くろだけ)・旭岳(あさひだけ)<北海道>
予想を裏切りましたか?
それとも的中しましたか?
日本一紅葉が早い場所として知られる大雪山の、黒岳・旭岳を巡るツアーが人気で1位に輝きました!
紅葉の見頃は10月上旬頃には終わってしまいますが、標高1,984mの黒岳は、ロープウェイとリフトを使うと7合目まで行けるため、登山初心者や体力に自信のない方にもおすすめのスポットだそうです。
標高2,291mの旭岳は北海道で一番高い山。
旭岳も黒岳と同様に散策路までロープウェイで行くことができます。
旭岳の中腹には、噴火口が大きく陥没してできた「姿見の池」があり、周辺では高山植物やエゾリスなどの小動物が見られるそうです。
観光ツアー情報
さてこの秋、紅葉を求めてどこまでお出かけしたいですか?
ただ単に紅葉を眺めるだけでなく、トレッキングやハイキングなどのアウトドアアクティビティを積極的に取り入れたいもんですよね。
コースごとの特徴を十分に調べて行くのはもちろん、自信がなければ専門ガイドの付いたツアーに参加するのがおすすめです。
1位:黒岳
https://www.hankyu-travel.com/kokunai/keyword/%E9%BB%92%E5%B2%B3/?p_baitai=9597
2位:屋久島
https://www.hankyu-travel.com/kyushu/yakushima/?p_baitai=9597
3位:大台ヶ原
https://www.hankyu-travel.com/kokunai/keyword/%E5%A4%A7%E5%8F%B0%E3%82%B1%E5%8E%9F/?p_baitai=9597
5位:富士山
https://www.hankyu-travel.com/kokunai/fujisan/?p_baitai=9597
6位:知床
https://www.hankyu-travel.com/hokkaido/shiretoko/?p_baitai=9597
7位:上高地
https://www.hankyu-travel.com/kokunai/keyword/%E4%B8%8A%E9%AB%98%E5%9C%B0/?p_baitai=9597
9位:利尻島・礼文島
https://www.hankyu-travel.com/hokkaido/rishiri/?p_baitai=9597
10位:熊野古道
https://www.hankyu-travel.com/kokunai/keyword/%E7%86%8A%E9%87%8E%E5%8F%A4%E9%81%93/?p_baitai=9597