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アクションカメラの選び方ガイド:画質、防水性、手ブレ補正など、必要な基本ポイントまとめ!

そろそろほしい! アウトドア界、将来の必需品

最近は、高性能アクションカメラが気軽に手に入りやすくなりました。種類も豊富で、使い道や予算によって選べる幅も広がりました。ですが、そのぶん、どれを選んでいいのかわからなくなってしまったのも事実。そこで今回は、アクションカメラの選び方を考えてみます。

アクションカメラとは

そもそもアクションカメラとは、小型のもので、その名のとおり激しいアクティビティの撮影に最適なカメラです。

ズームレンズがなかったり、音声録音が劣っていたり、機能を最小限に絞っているぶん、軽量にすることで、普通のカメラでは難しい撮影を可能にしたものです。小さくて軽いため、さまざまなところに取りつけやすく、撮影の可能性が広がります。

耐久性にも富んでいるため、両手がふさがってしまったら危ないようなアウトドアや、落として壊してしまう可能性の高いスポーツなど、動きが激しいシーンでも撮影ができます。

また、広角レンズでの撮影によって、見たとおりの景色のような映像で撮影できます。一般的に、人間の視野は、120°と言われていて、それをそのまま撮影するためには、170°ほどの角度が必要と言われています。そんなかか、アクションカメラは広角レンズのものが多く、臨場感のある映像が得られます。しかも最近は360°の全角度を撮影する全天周カメラも登場しています。

以前に、カシオのアクションカメラ「EX-FR200」を使って360度撮影にチャレンジした時の動画。こんな不思議な動画も撮影できますよ。

アクションカメラを選ぶときのチェックポイント!

アクションカメラを選ぶときに確認すべき項目リストです。

①フレームレートと画素数

アクションカメラでは躍動感あふれるシーンを撮ることも多いので、フレームレートは要チェックです。

フレームレートとは、動画のコマ数のこと。1秒間に何枚の静止画をつなぎ合わせて動画にしているかを表すもので、fpsを単位にして表されます。要するに、フレームレートの数値が高いほど、コマ数が多いので、なめらかな映像が撮影できます。一般的に30fpsあれば違和感ない動きになるので、30fpsは最低ほしいところ。60fpsあればよりなめらかになり、スローモーション編集に適しています。

画素数もさまざまなレンジでアイテムが展開されていますが、4K(830万画素以上)、ハイビジョン(200万画素以上)あたりが主流です。大きな画面で映像を見ない場合は、画素数はそれほど求めなくても十分。

②手ブレへの強さ

アクションカメラは自身が動きながら撮ったり、素早く動く被写体を撮ったりするシチュエーションが多いです。アウトドアで使うとなれば、手ブレ補正機能は必須でしょう。

最近のデジタルカメラには手ブレ補正が標準装備されていますが、アクションカメラの手ブレ補正はピンキリ。5軸手ブレ補正機能搭載の機種がおすすめです。

ちなみに手振れ補正には、電子式と光学式があります。電子式は、撮影後のデータを補正するので画像劣化が起こります。光学式は、撮影前に自動補正するので画像劣化は起こりません。

どうしても手ブレが気になるようであれば、アクションカメラに最適なハンドスタビライザーを使うという選択肢もあります。

上の映像はSONYのアクションカム「FDR-X3000」の手ブレ補正機能の資料映像。この機種は空間光学ブレ補正を採用していて、ヌルヌルとした滑らかな映像です。

③アタッチメントの多さ

アクションカメラは、アタッチメントと一緒に使って初めて機能するようなもの。バンドに装着して頭に付けたり、クリップをつけて着ているものにはさんだり、用途は無限。また、リモコンの有無で使い勝手のよさが変わってきます。

アタッチメントが充実しているのでさまざまなところに取り付けられるのが魅力

どうせならアタッチメントの多いアクションカメラを購入して、いろいろな楽しみ方をしたいですよね。どんなアタッチメントが展開されているのか、また標準で付いているものはあるか、別売りなのかなど、購入時にチェックしましょう。

④WiFi接続、スマホ連携

WiFi接続やスマホと連携できるかどうかは重要なポイント。WiFiを経由して専用アプリから設定したり、スマホをリモコン代わりにしたり、動画を確認したりすることができます。

撮ったその場で仲間とシェアしたい場合、PCに取り込んで、スマホに転送して……とやるのは手間ですよね。動画をスマホ本体に保存することでそのままSNSにアップすることも可能です。

⑤防水機能、潜水深度

サーフィン、カヌー、バッグカントリースキーなど、アウトドアアクティビティは水との戦いでもあります。タフにがつがつ使うためには防水機能は欠かせません。

ケースにいれることで防水になるのか、それともカメラそのものが防水なのか。ケースに入れて音声が撮れなくなってもいいか。自身が使うシチュエーションをよく考えて、これらの機能の有無を考えてみてください。

そして、本格的にダイビングをする場合などは潜水深度についても要注意。その深さに耐えられるカメラを購入する必要があります。

⑥そのほか

これまでチェックしてきた要素は、アウトドアでアクションカメラを使いたい場合は、基本ポイントとして抑えてほしい項目です。しかし、ほかにもさまざまな機能が登場しており、私たちをさらに迷わせます(笑)。

たとえば、「録画スタート!」と言うだけで録画が始まる、音声認識を搭載したアクションカメラも登場しています。ほかにGPS機能を搭載したものも。登山やバックカントリーのルートを映像とともに記録できます。

GPS付きなら行動中のログがとれる

すべての瞬間を捉える! アクションカメラ

普通のデジタルカメラと併用して思い出の幅を広げたり、これまで取り逃してきたシャッターチャンスを確実に撮らえるアクションカメラ。それ以外にも、サーフボードやスケート、自転車などに取り付ければ、ふだんは見られない角度から景色やアクティビティを楽しむこともできます。

性能、値段などいろいろな選択肢はありますが、用途に合わせてベストマッチなアクションカメラで日々の生活をより魅力的に記録してみては?


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