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ブルースさんはオーストラリア出身で、潤さんはニュージーランドに住んでいた南半球同士という共通点がある。
「ニュージーランドへは最初ワーキングホリデーで入って、そのあとワークビザを取ってそのままニュージーランドに残って」
ブルースさんはワーキングホリデーで日本に来て、そのまま日本に残る。潤さんはそのまったく逆のパターンですね。
「日本とニュージーランドは北半球と南半球で季節が反対だから、ニュージーランドが冬になると日本が夏。だから夏の日本に帰って来てたりしてたんですけど、そのときに東京に長居するのは無理だったんで、高知の友だちのところへ遊びに行ったんです」
なるほど。夏を追いかけて旅するのは、サーファーにとって永遠の憧れのスタイルですもんね。やはりブルースさんも日本の冬にはオーストラリアに帰るんですか?
「昔はオーストラリアに3、4ヶ月帰ることもあったけど、いまはオーストラリアの物価が上がったので、とてもそんなことができない。こっちで仕事も月曜から金曜まであるし」
月曜から金曜までサーフィンスクール?
月曜から金曜までサーフィンスクールのレッスンがビッチリ埋まっていますか?
「サーフィンスクールは趣味として10年前からはじめた。最初はほかの仕事をしながらだったので、ちゃんとビジネスになりはじめたのは2年前」
ということは、スケジュールが埋まってる月曜から金曜までは?
「メインは英会話教室の先生。四万十市まで、毎日教えに行ってる。月曜から金曜の午後1時から9時までは英会話教室。サーフィンスクールもだんだん忙しくなって来たから、夏は大変。休みない」
地方移住者で、しかも外国人で休みがないほど仕事が忙しいっていうのは、逆に嬉しいことですよね。ところで潤さんのお仕事は?
「いまは育児のため仕事をしてないけど、その前はいろいろ事務所で働いたり、保育園のお手伝いをさせてもらったりとかやってました」
潤さんが移住を決意した理由は・・・?
潤さんが高知へ移住を決意したのは、ブルースさんとの出会いですか?
「実際に移住へと踏み切るきっかけはその出会いだったけど、ニュージーランドにいたときから、もう都会に暮らすのは難しいかなって思ってたんです」
でも潤さんは東京出身で、吉祥寺といえば十分すぎるほどの都会ですよね。しかも住みたい場所ランキングで、いつもナンバー1に選ばれるほどの人気の場所。
「もちろん吉祥寺は楽しかったですよ、ずっと育って来た場所だったから。楽しかったけど、ニュージーランドの大自然の中で長く住んだら、ちょっと都会の暮らしにはもう戻れないかなあって」
南半球から高知へと移り住んだブルース&潤・ディロンさん夫妻の黒潮町移住ライフは、次回へと続く
ブルース・ディロンさんのサーフィンスクールにご興味のある方は以下へどうぞ
幡多サーフ道場
TEL:0880-43-3309
http://www.hatasurfdojo.com/index.html
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