希少な国産ライチ
もともと中国原産のライチは、上品な甘さと酸味、個性的な香りを持っているジューシーな果物で、古くは楊貴妃も好んで食していたとして知られています。
そんなライチですが、実は栽培が難しい果物ということもあり、今まで国産品はほとんど流通していませんでした。
しかし、平成17年より宮崎県新富町の農家さんが手探りで栽培方法を研究、10年もの歳月を経て、希少な国産生ライチを作り上げることに成功し、大きな話題となりました。
こちらは、ライチ生産者の協業で国産ライチブランド「新富ライチ」と名付けられ、現在ではECサイトやふるさと納税で手に取ることができる名産品として注目を集めています。
こゆ財団
新富ライチをふるさと納税の返礼品に取り入れたのは、同じ宮崎県に拠点を構える一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)。
新富ライチ生産者・森哲也さんのつくるライチの圧倒的な品質の高さと、希少な国産生ライチというブルーオーシャンにチャンスを感じ、2017年の設立直後から協働しています。
新富ライチの魅力
手に乗せると感じる、ずっしりとした重み。鮮やかな赤い外皮をむくと驚くほどたっぷりの果汁があふれ出し、爽やかな甘い香りを放つ。これが新富ライチです。
白く透き通った果肉をほおばった時の、ジューシーさと芳醇な香りは一度食べたら忘れられません。
1粒は1,000円のプライシングとかなり高いですが、今や町を代表する特産品として認知され始めています。
また、新富ライチは独自の規格を設定しており、以下の2種類を用意しています。
・糖度15度以上、1粒40グラム前後の「レギュラー」
・糖度15度以上、1粒50グラム以上の「premium50」
そのうちのpremium50はゴルフボール大を超えるサイズもあるほどの大玉で、大切な方への贈答品としても人気を誇っているそうです。
なお、収穫シーズンは5月下旬〜7月下旬までと、国産生ライチを味わえるのはこの時期だけ。気になる人はぜひチェックしてみてください。
ふるさと納税で先行予約受付中
現在、ふるさと納税で先行予約受付をしており、発送は6月上旬から開始予定となっています。
【楽天市場】
・新富ライチ レギュラー <40g前後×10玉入り>
https://item.rakuten.co.jp/f454028-shintomi/koyuchiiki_002/
・新富ライチ premium50 <50g以上×8玉入り>
https://item.rakuten.co.jp/f454028-shintomi/koyuchiiki_003/
【ふるさとチョイス】
・新富ライチ レギュラー <40g前後×10玉入り>
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/45402/4943330
・新富ライチ premium50 <50g以上×8玉入り>
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/45402/4943329
※申込み多数のため、premium50は現在受付停止中となっております。
都市部でも取り扱い開始
新富ライチが誕生した2017年7月から、東京のカフェコムサ(コムサステージ銀座店)ではケーキやパフェで使用開始。
また、2021年も都市部のパティスリーやレストラン、BAR等で取り扱いがスタートし、数多くの新富ライチの特徴をいかした料理やスイーツが産み出されているとのことなので、ライチ入りのメニューを見かけたときはぜひ味わってみてはいかがでしょう。
グッドデザイン賞を受賞
町の特産品として全国へ認知を拡げ、この町の関係人口を生み出すまでに成長した「新富ライチ」は、「農業にまちの未来を託す多くの地方に、勇気を与える取り組み」と高く評価され2020年度グッドデザイン賞を受賞。
他の農家さんたちにも、夢と勇気を与えるきっかけとなりそうですね。
・2020グッドデザイン賞(公式サイト):https://www.g-mark.org/
こゆ財団ウェブサイト https://Koyu.Miyazaki.jp
こゆ財団Facebook https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
新富町ふるさと納税ポータルサイト
・ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
・楽天 https://www.rakuten.ne.jp/gold/f454028-shintomi/
・ふるなび https://bit.ly/3uo6fSh
・さとふる https://www.satofull.jp/town-shintomi-miyazaki/
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。