ウッド製のおしゃれな大人数向けローテーブル
キャンプ業界は、ソロキャンパーの人口が増えていることで盛り上がっている。一方で、小さい子どもをつれたファミリーキャンパーや、ソロが集まって楽しむグループキャンプの人口も徐々に増えている。
大人数でキャンプをする際、どんな道具を使えばいいのだろうか。一番困るのが、大人数で囲って使えるテーブルではないだろうか。一般的なスクエア型のものだと、4名がやっと使えるサイズ。
今回紹介するのは、6名でも使える大人数向けのローテーブル! 特徴や魅力を紹介する。
焚き火台と相性抜群のヘキサゴン型
今回紹介するのは、ハイランダーの「プライウッドヘキサゴンテーブル」。ヘキサゴンとは六角形を意味し、6つの天板を並べて作り上げる形となっている。
サイズは約105.5×92×29.5cmで、人気が高いヘリノックスのチェアワンの座面高が35cmと考えると、やや低めの位置になる。その分、安定感があるのでテーブルに料理やランタンなどを載せても安心!
収納サイズは約65.2×29.5×11.2cm。一般的なスクエアテーブルと比べると幅が短く、奥行きが長い形となっているが、自然に手で持っても地面を擦らないので安心。
肩がけをする幅もあるので、フェスなどのように長時間持ち運ぶ際にも安心。
重量は約6.2kgで、コールマンのロングセラーテーブル・ナチュラルウッドロールテーブル/120が約5.1kgと考えるとやや重い。
ウッド素材のみを使用していることが挙げられるが、テントのような重さはないため、持ち運びができない……ということはない。
中に入っているパーツは主に3種類。脚が3枚と天板が6枚、そして脚同士を接合する板が3枚で、細かいパーツがないため紛失する心配はなさそう。
いちばんの特徴が、脚のデザイン。幾何学的にも見えるこの個性的な形により、チェアに座って使う際に足が干渉しにくくなっている。
一般的なローテーブルは、構造や耐久性の面でどうしても足に干渉してしまうことが多かったが、このテーブルにはそれがないので居心地は良好。
また天板の形も面白く、よ〜く見るとなんと顔の形をしているのだ! これを見たら、きっと子どもも興味を持つこと間違いなし。目にあたる部分に脚のつなぎ目が入り、口にあたる部分に接合板が入る。
素材は、芯材を重ね合わせた合板。一般的な一枚板と比べて耐久性があり、簡単に曲がることがない。また、木目もはっきりと出ているので、普通のウッドテーブルと比べて見た目が上品である。
とはいえ、熱いものを直接載せたり、人が乗ったりすると変形してしまうことがあるため注意が必要だ。
耐荷重は約30kgとなっているので、大量に重いものを載せると壊れる恐れがある。
地面がデコボコしていると組み立てにくいかも
高いデザイン性と上品な見た目で、おしゃれなキャンプスタイルを目指す人にはとても便利!
ただ、実際に組み立てたところ、デコボコしている場所で行うと天板のかみ合わせが難しいことがあった。
使用する場所は、できるだけ平らな場所を見つけてやったほうがよさそうだ。
実際の組み立てているところを動画で紹介しているので、知りたい人はこちらもぜひ見てもらいたい。
こちらのプライウッドヘキサゴンテーブルの価格は、1万9980円(税込)。某ガレージブランドのヘキサテーブルが5万円以上すると考えると、良心的な設定。
組み立ても簡単なので、大人数でのキャンプで使えるテーブルをお探しの人が検討してみてはいかがだろうか。
ハイランダー「プライウッドヘキサゴンテーブル」商品詳細
価格:1万9980円(税込)
展開サイズ(約):105.5×92×29.5cm
収納サイズ(約):65.2×29.5×11.2cm
重量(約):6.2kg
耐荷重(約):30kg
商品の詳しい情報はこちら
【文/撮影】小川迪裕
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。