「こんなの欲しかった!」が見つかるソトラボのアイテム
キャンプ業界では、いまガレージブランドの勢いがすさまじい。大手メーカーが手を出せないニッチなアイテムを続々と発売し、初心者から玄人まで幅広い人が注目している。
その中でも、「こんなの欲しかった!」というアイテムがそろっていると評判のいブランドがある。それが今回紹介する『SotoLabo(ソトラボ)』。
2020年にも新商品を発表したが、その中で気になったアイテムを紹介する。
実際に使ってみたソトラボの新作アイテムを紹介!
ソトラボは「cotton KOKAGE wing」という高機能コットンタープで爆発的な人気を集め、特に焚き火ファンやおしゃれキャンパーに受け入れられたことで知られる。
今回は小物が充実しており、特にこの2点が気になった。
新作1 「ウルトラライト ガスケース リアルツリー」シリーズ
まずは「ウルトラライト ガスケース リアルツリー」シリーズ。
アメリカに拠点をおくリアルツリー社からその名がついた柄で、立体感ある自然界の絵をプリントが特徴。他社のキャンプ用品でもチェアからクーラーまで幅広いところで使用され、この柄のものがあるだけでおしゃれさを感じさせる。
同商品にはタイベックという素材を採用。デュポン社が開発した高密度ポリエチレン繊維で、極細の長繊維を重ね合わせて熱圧着したもの。非常に軽くて水に強く、高い強度を持つのが特徴である。
生地も薄いため、ガス缶を覆ってもかさばらない。同製品は筒タイプになっており、OD缶であればフタを底に入れておくことも可能だ。
OD缶はバーナーやランタンで使用することが多い。このようにガス缶に覆っておくと、自然になじんでおしゃれな雰囲気に昇華!
今回は250サイズを使用したが、その他に110サイズと500サイズも展開。さらに、CB缶タイプもあるのでガス缶をおしゃれにしたい人はひと通り集めるのもいいだろう。
なお、タイベックは濡れたまま保管すると悪臭やカビ、色移りなどが発生する可能性があるため、雨の日のキャンプでは水を拭き取ってから保管するようにしよう。
新作2 「Multi case MIDI -bonfire-」
もう1つ紹介したいのは、こちらの「Multi case MIDI -bonfire-」。ラバーでできた手のひらサイズのケースで、口にスマートジッパーが付いているので片手で簡単に封をすることができる。
また水に強く、水たまりに入れても浮くとのこと! アメリカの食品衛生基準(FDA)をクリアしており、安全面も問題なし。「MADE IN U.S.A.」というところもマニアにはうれしいポイントだ。
水に濡れさせたくない小さいものを入れて使ってもOKとのことで、キャンプであればランタンのマントルやマッチ、麻ひもといった火起こしセットなどがいいだろう。
フェスならコインケースとして使うのも良さそうだ。
筆者はふだんから使いたいため、包みに入ったアメを入れて持ち運んでいる。子どもにも大好評だ! 使い方は自由なので、お好みの方法で使ってもらいたい。
『SotoLabo(ソトラボ)』の新作に注目!
今回紹介したアイテムのほかにも、Deelight社別注のクーラージャグやソロキャンプ・デュオキャンプ向けの小型タープ「cotton KOKAGE wing NARROW」なども発売。
2020年の新作はすでに発売されているので、気になる人はぜひチェックしよう。
「ウルトラライト ガスケース リアルツリー OD250」商品詳細
価格:2,000円+税
サイズ(約):直径11×高さ10cm
重量(約):6.2g
「ウルトラライト ガスケース リアルツリー CB」商品詳細
価格:1,800円+税
サイズ(約):直径7×高さ18cm
重量(約):5.5g
両商品の詳細はこちら
「Multi case MIDI -bonfire-」
価格:1,300円+税
サイズ(約):幅114.3×高さ54×奥行28.6mm
重量(約):21.2g
商品の詳細はこちら
【文/撮影】小川迪裕
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。