つなげ!芋煮魂!大鍋「直径日本一」大作戦!
山形市は、日本初・国内最大のクラウドファンディングサービス「Readyfor」のガバメントクラウドファンディング「Readyfor ふるさと納税」にて、日本一の芋煮会フェスティバルで使用する大鍋「三代目鍋太郎」の製作費用2700万円を目標にプロジェクトを開始しました。
三代目鍋太郎を使った芋煮会フェスティバルは2018年9月16日(日)に3万食以上の芋煮の提供を予定。
ギフトには「待たずに食べられる」第30回大鍋芋煮優先権や、「三代目鍋太郎」を囲む「なが~いテープ」カットセレモニーなどを用意しています。
日本一の芋煮会フェスティバルとは!?
家族や友人と河原で鍋を囲んで、わいわい「芋煮」を食べるのが山形の秋の風物詩であり、恒例行事。
「日本一の芋煮会フェスティバル」は、山形の「食文化・秋の芋煮会」を全国に発信するために、敬老の日の前日の日曜日に開催。
「直径6mの大鍋」に、里芋3t、牛肉1.2t、こんにゃく3,500枚、ねぎ3,500本、味付け醤油700L、隠し味に日本酒50升、砂糖200kg、山形の水6tを入れ、6tのナラ材で、一度に「約3万食の芋煮」を煮炊きします。まさに美味しさもスケールも日本一のイベントです。
そして「日本一の芋煮会フェスティバル」は、2018年9月16日を予定している大会で第30回という節目の開催を迎えます。
これまでの鍋太郎の歩み
【初代鍋太郎】
・1989年に山形鋳物の技術を集め、直径5.6mの大鍋を製作
・1989年の第1回から1991年の第3回まで使用
・来場者の増加による芋煮の容量不足と、金属疲労により使用を断念
・現在は山形市釈迦堂の唐松観音付近に展示
【二代目鍋太郎】
・1992年に直径6mの大鍋を製作
・1992年の第4回から今年の第29回まで26回使用
・近年は毎年検査を実施し安全性を確認
・2016年の検査でヒビが一ヶ所確認され、修繕を実施
・山形市緑町の山形市消防本部東側に展示
未来に繋ぐ「三代目鍋太郎」製作大作戦!
四半世紀に渡り約80万食の芋煮をつくり、山形の芋煮文化を守り続けてきた大鍋「二代目鍋太郎」。
近年は毎年検査を行い必要な修繕を施し安全性を確認しています。
今年も全国各地から大勢の皆様にお越しいただき山形の味覚を味わっていただきましたが、この「日本一の芋煮会フェスティバル」を25年間支え続けてきた「二代目鍋太郎」が経年劣化により引退することが決まりました。
このような状況から、日本一の芋煮会フェスティバル協議会において、一昨年検討委員会を立ち上げ、新しい大鍋の製作の必要性を1年間検討、2016年4月に協議会総会にて日本一の大鍋製作プロジェクト発足妥当との決定のもと「三代目鍋太郎」製作計画がスタートしました。
慎重な議論のもと、最大直径6.5mまで製作可能という算出結果が出ました。これは、2011年に「二代目鍋太郎」より10cm大きく製作された高山市の宿儺(すくな)まつりの大鍋を越えて、「三代目鍋太郎」が「直径日本一の大鍋」となることを意味します。
「Readyfor ふるさと納税」とは?
「Readyfor ふるさと納税」は、日本初・国内最大のクラウドファンディングサービス「Readyfor」が2016年12月より開始したガバメントクラウドファンディング(自治体向けクラウドファンディング)です。
これまで7200件以上のプロジェクトをサポートし培ってきた「共感でファンと資金を集める」ノウハウを活かし、「返礼品勝負」ではなく各地方公共団体の取り組みへの共感を集めることで地方創生へと貢献しています。
プロジェクト概要
プロジェクトタイトル:『皆でおっきな鍋つぐっぺ!未来に繋ぐ「三代目鍋太郎」製作大作戦』
URL:https://readyfor.jp/projects/yamagataimoni
実行者:山形市
利用サービス:「Readyfor ふるさと納税」※寄附額に応じ所得税と住民税から一部控除が受けられる
目標金額:27,000,000円
※目標金額にかかわらず、期限までに集まった支援金が実行者に支払われるALL-IN方式
募集期間:2017年10月30日~2017年12月26日23時(57日間)
おすすめギフト:寄附者全員には、公式「芋煮鍋奉行認定証」が贈呈され、山形の芋煮文化の伝道者として認定されます。
また先着100名には、「待たずに食べられる」第30回3m鍋“別味”芋煮優先権 が付与されたり、さらに高額な寄附者に対しては、ここでしか体験できない三代目鍋太郎の中で記念撮影 が開催されたり、一番最初に芋煮を味わうことができる「第30回芋煮会 味見式」参加券 などもあり、当日の見所は、寄附者による「三代目鍋太郎」をぐるっと囲む「なが~いテープ」カットセレモニーです。