【究極の癒し】山梨県丹波山村でのアート＆デトックス料理体験！

東京から約２時間半で行ける村の陶芸家

JR青梅線奥多摩駅からバスで約50分で到着する山梨県の丹波山村（たばやまむら）は、雲取山の登山口としても知られる人口約600名の小さな村です。

東京都奥多摩町と隣接していて東京文化圏にあることから、関東地方でいちばん小さな村と称し、北海道から九州まで、全国各地からいちばん小さな村の村長が集まり、さまざまな課題を検討する「小さな村g7サミット」を立ち上げました。

丹波山村は、かつては金山として栄え、日本中からこの金山を目指して山師たちが集まってきたそうです。この村に20年ほど前に移り住み、多摩川の源流・丹波川の近くで陶芸作品を作る庵（いほり）があります。

アートディレクターが営む庵

それが亀泉庵（きせんあん）です。

亀泉庵は、元アートディレクターの浅沼亀さんのアトリエです。

亀泉庵のギャラリーには浅沼さんが作った作品が並んでいます。

また、カフェも併設されていて、イベントごとのある日の夜には村の若者たちが集まり、村をどう発展させていくかなどの話し合いがなされています。

またこのカフェスペースにある薪ストーブは北欧から取り寄せたもの。

冬になると、これ一台で部屋がほんわかと温まります。

自然の中で身も心もリフレッシュ！　デトックス料理コースも食べられる

また、ここ亀泉庵では都会で疲れた体と心を癒す野菜を中心としたデトックス効果のある食材を使った料理コースを、４名から予約制で提供しています。

個性的で存在感のある浅沼さんの陶芸作品を見ながら、朝と夕、あるいは夕と朝、デトックス料理を食べ、自然豊かなこの村に１泊するという『心身の断・捨・離』プロジェクトも予定しています。

この日は、東京大田区からやってきたカップルがデトックス料理のコースを堪能していました。サラダや漬物に加え、ロールキャベツなどの煮物といった素朴ですが美味しい品々が並びます。

自然の中に佇む味のある陶芸家のアトリエで、ゆったりと過ごしてみては？

 

亀泉庵データ

お問い合わせ

亀泉庵

山梨県北都留郡丹波山村1954-2

☎︎0428-88-0832

『心身の断・捨・離』プロジェクトについてのお問い合わせ

NPO特定非営利活動法人 小さな村総合研究所

☎︎0428-88-0611

text：針谷周作（コトノハ）

【PROFILE／針谷周作】

“東京の南、池の近くの本を作る会社” コトノハで本づくり。池上線沿線のローカルな街を紹介する『街の手帖』の編集発行。2016年、単行本『わがしごと』（wagashi asobi著）を発行。ふだんは、小さな街や小さな村を歩いて取材している。

http://cotonoha-jp.com

 

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