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一度、東京に出てからのUターン。
いまや高知市内で暮らしながら、仕事のほとんどが東京からの依頼で創作活動を続ける。
インターネットがあったからこそ、そんな生活ができるという宇田津 毅さん。
いまでは高知でご結婚をして?
「東京から戻ってきて、もう16年。子供もお姉ちゃんが11歳と、弟が9歳になります」
この工房があるのは、どんなエリアですか?
「高知市内の中心部から3〜4キロ離れてる場所。
この辺は住宅地ではなく、準工業地域なんです。
工房を建てるのに、準工業地域でなければっていう条件がありました」
音楽とはまた違った、鉄による創作活動ですが、東京での活動は考えなかったですか?
「考えなかったですね。オブジェを作りはじめた2005年には、もうインターネットが普通に発展してたので、地方からも発信できたから。
逆に東京からも注文が来だしたし、『これだったら、東京にいなくてもできるな』って思って」
音楽活動は、いまでも続けてるんですか?
「アパレル什器の依頼があってからは、鉄の創作活動の方が楽しくなって。
逆にそれからは音楽活動をやらなくなりましたね」
お仕事のペースは?
「何個できたら今日はお終いっていうノルマも決めてない。仕事のペースは自由ですね。急ぎの依頼が入れば、土日も対応するしって感じで」
現在の創作活動としては?
「基本はオーダーメイドですね。アウトドアブランドとかからも、什器製作の依頼とかがきます」
アウトドアブランドというと、ほとんどが東京ですよね?
「アウトドアブランドに限らず製作の依頼があるのは、8割が東京からです。
残りの2割もほとんど大阪、福岡などの都市部ですね。
インターネットがあったから発信もできたし、インターネットがなければこの仕事は成り立たなかったですね」
依頼主は東京がメインとなると、作ったものは送るんですか?
「作る前にも、依頼があればサンプル素材で質感とかを確認してももらうために送ったりとか。
完成品に関しては、いまは基本的に組み立て式に変更していってるところで、前からのラインナップのものは組み立てたまんま梱包して送ってます」
アウトドアブランドからだけでなく、個人的なキャンプ道具の製作オーダーとかもあるんですか?
「最近人気なのが、テーブルの脚ですかね。
サイズを決めてしまったら量産できるんですけど、人によって板はどんなのを使いたいってあるから、それを叶えてあげてるんで。
既製品だとサイズも決まってて、それがいやでオーダーして来るんですから。
自分の持ってる板を活かしたいとか。そういうのを細かく対応してあげられるっていうのが、うちの売りでもありますから」
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