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キャンプで役立つホットサンドレシピ/その6 ウナギの蒲焼風プアマンズサンド

あのときのお婆ちゃんごめんなさい・・・

もう30年以上前の高校生のときの夏休み。土用の入りから明けまでの2週間くらい、短い期間ではあるが魚屋のバイトをした。

店先では焼いても焼いても足りなくなるウナギの蒲焼きを、焼けた順にお客さんへ売っていくアルバイト。何の知識もないのに、まるでウナギの目利きのように売り場に立っていた。

「どれが美味しいウナギかね」とお婆ちゃん。「もちろんこれだよ」僕は白焼きのウナギを手渡した。「サービスでタレもたっぷりあげるから、好きな濃さにして食べなよ」塩やわさび醤油でウナギを食べるなんて、高校生のときには知らなかった。

黙っていると白焼きは売れ残る傾向が高かったから、僕としては白焼きを優先に売り込む。店の人は白焼きが売れていくから、白焼きをどんどん作っていく。悪循環を繰り返していた。

1:材料は梅オニギリとサンマの蒲焼き缶。ウナギと梅の食べ合わせが悪いというのは、どうやら迷信らしい。

1:材料は梅オニギリとサンマの蒲焼き缶。ウナギと梅の食べ合わせが悪いというのは、どうやら迷信らしい。

 

サンマをウナギと言い切るには、どうする?

どこからどう見てもウナギの蒲焼!

いまから考えると、タレに誤摩化されないウナギの善し悪しがハッキリ出る白焼きを勧めたことはよかったことなのだろうか。あの店が売っていたウナギの質はいいものだったんだろうか。ウナギの目利きでもないから、その辺の事情はまったく知らない。

2:梅オニギリは日持ちしますよ。知り合いに、1週間経ったオニギリを洗えば大丈夫と食べる強者もいます。

2:梅オニギリは日持ちしますよ。知り合いに、1週間経ったオニギリを洗えば大丈夫と食べる強者もいます。

確かに、ウナギはタレの味に誤摩化されやすい。近年ウナギが非常に高騰しているということで、安く蒲焼きを楽しむと称してチクワを竹割に半分にして串に刺して並べ、ウナギのタレで焼いて食べるという方法をテレビで紹介してたりもする。

「これはどこからどう見てもウナギの蒲焼ですねぇ」レポーターがしたり顔で言う。(ウソ言え、どこからどう見てもチクワの串焼きだ)

「味もウナギの蒲焼ですよぉ」(そうじゃなくて、ウナギのタレの味だろ)

食感だって、ウナギのトロけるようではなく固いはず。突っ込みどころ満載なレシピアイデアだったりする。

 

3:缶に入っているタレは全部使う。具を乗せない反対側のライスにも、たっぷりとタレを使って繋ぎ代わりに。

3:缶に入っているタレは全部使う。具を乗せない反対側のライスにも、たっぷりとタレを使って繋ぎ代わりに。

でもタレの味こそがウナギを際立たせる味とした場合、見た目さえどうにかなれば、ウナギと思えるのではないだろうか。

「ルックスをウナギにするのは手間」と、導き出した驚愕の答えは!

3:缶に入っているタレは全部使う。具を乗せない反対側のライスにも、たっぷりとタレを使って繋ぎ代わりに。

3:缶に入っているタレは全部使う。具を乗せない反対側のライスにも、たっぷりとタレを使って繋ぎ代わりに。

闇鍋の理論で、美味いものは美味い!

しかしルックスをウナギにするのは手間だ。

そこで閃めいた! だったら具が見えなければいいのではないだろうか!!

具が見えないというならホットサンドはもってこいの調理方法。

闇鍋の理論で見た目に囚われず、美味いものは美味いと感じられる。そこでもっとも安価そうな、キャンプでも手軽に食べられるウナギの蒲焼風プアマンズサンドを考案!

4:サンマの蒲焼き缶のしつこさを梅がさっぱり味に変えてくれる。見えないんだからウナギと思えばウナギ。

4:サンマの蒲焼き缶のしつこさを梅がさっぱり味に変えてくれる。見えないんだからウナギと思えばウナギ。

 

food coordinate:レオナルド45
photo:ULALA
text:アマキン

【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。それでも「アマチュア界の王様」と名乗る。


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